この1週間で、中国海軍の空母「遼寧」が太平洋で戦闘機やヘリコプターの発着訓練を約260回実施しました。特に、12日に沖縄本島と宮古島の間を通過して東シナ海に向かったことが確認されています。さらに、9日には中国とロシアの爆撃機が初めて四国沖で共同飛行し、東京方面に向かう異例のルートを取ったことが明らかになりました。これを受けて、日本政府は自衛隊とアメリカ軍との共同訓練を強化し、日米の連携による抑止力の向上を目指しています。

中国空母の大規模な発着訓練と中ロの爆撃機による東京方面への飛行は、地域の安全保障における新たな課題を浮き彫りにしています。日本の防衛体制の堅固さを示すことが急務であり、日米の共同訓練はその一環として重要です。また、日本独自の防衛技術の向上と周辺国との協力体制の強化も必要でしょう。地域の平和と安定を守るためには、ただの抑止力に頼るだけでなく、外交的な努力も並行して行うべきです。それにより、より持続可能な安全保障体制を構築し、将来のリスクに備えることが求められます。この状況を冷静に捉え、迅速かつ適切な対応を通じて、日本の安定と安全を確保することが私たちの責任です。
ネットからのコメント
1、発着訓練260回を「通常の訓練」と呼ぶなら、もはや言葉の意味が空洞化しています。沖縄本島と宮古島の間を通過し、太平洋で実戦さながらの運用を誇示する行為は、どう見ても偶発でも防衛でもありません。
それでも日本側の対応を「刺激的」と批判する声が出るのは不思議です。先に空母を展開し、爆撃機を飛ばし、レーダー照射まで行っているのはどちらなのか、事実関係を整理すべきでしょう。抑止力を示すことを嫌って備えを怠れば、相手に誤ったメッセージを送るだけです。現実から目を背けることこそ、最も危険だと思います。
2、周りを海に囲まれた日本。日本には、潜水艦結構あるの…忘れてはいないと思いますが他国からは脅威になります。 世界中潜水艦は、極秘任務で動いてるから情報には出さないけど、日本の潜水艦って世界トップレベルの性能ですからね。
3、中国のEEZ内で日米の軍事演習をすれば良い。中国側に事前通告はするが、訓練を行う時間や場所の緯度・経度を示すノータム(航空情報)や、船舶等に示す航行警報はせずに同じようにやってどんな反応か見てみたい。
4、今回程度の背景ではどうせ手が出せない状況。大規模な示威行動に出たけど当然に日本側はガン無視で国民も政府もひたすら冷静で特にビビった素振りも見せず。中国軍側はあまりに派手な言動と行動で動き回ってくれたので主要な西側諸国とアジアの長年中国の行動に悩まされて来た国は、結果的には連帯しているように、「まったく平和に資することのない行動」というトーンの意思表示も出来た。
日本の自衛隊にとっても中国軍が長時間垂れ流した軍に関する大量のデータを蓄積することができたでしょう。一連騒ぎで中国側が得たものは何かあっただろうか。あまり思いつかない。政府のあまりに極端な動きに人民もドン引き気味だったような。中国側はトータルではマイナスだったのでは。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/93ae183f092e71b6521060485ec7719ffdaeaa36,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]