群馬県富岡市の妙義山で、8日の午前9時前に山火事が発生し、10時間以上経った現在も延焼が続いています。登山客による通報を受け、枯れ草が原因とされる火災ですが、けが人や逃げ遅れの報告はなく、民家への被害も少ないとされています。しかし、現場が地上から近づけないため、ヘリコプターによる消火活動が続けられていました。日没を迎えたため8日の消火活動は一旦終了され、翌9日に再開される予定です。

群馬県は午後6時半に自衛隊に災害派遣を要請しています。

この山火事には、多くの課題が浮き彫りになっています。主要な問題は、延焼の長期化とそれに伴うリソース不足です。ヘリコプターに依存した消火活動は、現場の地形的な制約からやむを得ないものの、日没とともに作業が中断されるという現実が露呈しています。ここには、消防体制の強化が求められていることが明確です。まず、地上からの接近が困難な場合にも対応可能な技術の導入を検討すべきです。加えて、民間と自衛隊の連携強化に向けた訓練プログラムの導入が考えられます。そして、地域住民への早期情報提供をシステム化することで、万が一の被害を最小限にとどめる努力も必須です。このように、制度の欠陥を改善し、自然災害への備えを強化することが、社会全体の安全を高める鍵となります。

これらの取り組みが一刻も早く実現されることを期待します。

ネットからのコメント

1、先日妙義登った際にバーナー使う人いたから注意したんですが西上州の山は枯葉多いし、この時期乾いたからっ風なので注意してください！と。色んな動画などで山飯に憧れはあるのだろうけどアルプスみたいな広けたところは少ないので低山での火気は全域禁止にしてほしいです。足利での教訓もあるわけだし…

2、登山で火を使う人がいたんじゃないの？ タバコとか。乾いた枯れ草でも自然発火はしないでしょうからね。取り敢えず、山は喫煙スポット以外は全面禁煙エリアにした方が良いよ。

3、火気厳禁の山でも山頂とかで当たり前のように火を使ってコーヒー沸かしてる登山客がいるんですよね、あとヤニ吸う奴も。火の気がないのに山火事になるって事は9割方これらが原因です。妙義山の場合とても険しい山なので登山の際には計画書やらを提出(してるかな？)していれば今日山に入ったのが誰なのか分かるような気がしますけど…

4、初期消火が極めて大切なのだが風が強いと無駄な抵抗になってしまう。登山道は山火事注意の標識がたくさん設置されている。

それぐらい注意喚起しておかないといざ火がつくと大変な山火事になるからだ。登山中にはバーナー使ったり喫煙している人も散見される。一人一人がいかに火の元注意の意識を高めるかが大切だ。