兵庫県警の署長を含む幹部数人が、県警と業務関係のある業者から金品や飲食の提供を受けていたことが明らかになりました。2023年ごろから始まったこの不適切な関係では、神戸市内の焼き肉店での飲食や数万円相当の土産が贈与されたとされています。業者が運営する飲食店での会食中、数回にわたり希少な酒を無償で提供される事態も発生しました。
調査では競争入札に不自然な点は見られず、法的な問題はないとされましたが、当事者が県警の利害関係者であることから、署長には訓戒処分、その他の幹部には注意や警察庁長官からの注意が下されました。警察関係者の信頼失墜を招く重大な問題として、村井紀之前本部長は辞職しました。

この事件には多くの批判が集まるべきです。警察としての職務を全うする立場にある者が、業務関係者からの金品やサービスを受けることは、社会倫理に反しています。まず、警察の役割は公正な公共サービスの提供であり、このような行為はその信頼を揺るがします。次に、制度的な問題として、利害関係者からの接触を遮断するための監視体制が不十分であるという警察内部の規律の緩さが浮き彫りになっています。解決策として、第一に、内部監査体制の強化が急務です。
第二に、公務員倫理に関する研修を義務化し、再発防止を図るべきです。第三に、外部からの独立した監査機関の設立により、公益に反する行動を未然に防ぐことが必要です。社会の一員として、公的機関が倫理を欠く行為を行うことは許されず、今後は透明性と倫理性の改善が求められます。
ネットからのコメント
1、幹部の責任は、大きいですよね特に警察署長ともなれば警視の階級に属する警察組織におけるトップクラスの権限を有しておられます。業者からの飲食は、職務上必要かと思いますが、費用は、ご自身の飲食分は、ご自身で支払って頂くようになってほしかっです。こんなことで、退職しなくてはいけないなんて、ご自身が悔しくないですかね。再発防止に努め今後同様の報道がないことを希望いたします。
2、飲みに行くと「いつもお世話になってます。これ気持ちですから」と高い酒を出す。「そういうのは困る」と言うが「もう開けてしまいましたので。無駄になるのももったいないですからどうぞどうぞ」と勧められ、「じゃあ仕方がないか」と飲む。おそらく最初はこんな感じだろう。
で、いつの間にか習慣になり、他の客からも「なんだあれ」と言われるようになり、「こういう酒を飲んだ」などと言う者が出たりし、話が外部に漏れた。一方署長の方は逃げが効かない。タクシー代はどう考えても金品であり、賄賂だ。何で店がタクシー代を払う道理があるだろう。受け取るのはおかしい。しかしなぜか村井氏のみ即日辞職する。まるで「こいつが全て悪い」「他にも何かしたんだろう」「実は店と裏取引してたんじゃないか」という注目を集めるためのよう。不自然だ。おそらく圧力がかかった。他にも村井氏以外で何かある。
3、以前、知事選の再選挙の時、斎藤知事には入れない様に通達らしきものが有ったと言う話が出たが、斎藤知事以前から、県警は悪代官の様な事をやっていたのではないかね、署長は、知事選の時の署長では無いと思うが、以前から、この様な事が行われていたから、その流れが続いて来たんでしょう。署長がこれでは、下々の警官は何をやってるか分らないね!兵庫県では、県の幹部、県会議員らが亡くなったり、先日は、県警内部でも問題行動の職員がいたり、問題ばかり起きているんじゃないの?職務のなれ合い、業者とのなれ合い、県民の為に働こうとする環境が腐ってるんじゃないの。
4、本当にとんでもない事案。それに関与している人間もこれだけとは思えない。身内だから処分軽くしたりしている可能性も大いに考えられるので外部の人間も入れて徹底的に調査すべき。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0836f31903496d8bd6d2adb9b415563808c31bc3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]