事件概要:2025年8月9日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、「ウクライナ抜き」の和平案は成立しないとの強い立場を表明しました。ゼレンスキー氏は、ロシアとウクライナの領土交換を巡る協議が行われる予定の中、ウクライナの領土譲渡を拒否すると宣言。「ウクライナ抜きでこの戦争を終わらせることはできない」と強調しました。
ゼレンスキー氏は、ウクライナが平和に向けた真の決定を下す準備があると述べましたが、具体的な提案は明かしませんでした。一方、ドナルド・トランプ米大統領とウラジーミル・プーチンロシア大統領は、領土交換を提案し、8日に首脳会談の予定を発表しましたが、その詳細については不明です。
コメント:戦争が長引く中、和平に関する議論が進んでいるが、その方法が疑問視されるべきだ。特に、「ウクライナ抜き」の解決案や領土交換という提案は、ウクライナの主権を無視するものに他ならない。領土譲渡の議論が行われること自体、ウクライナ国民の痛みと犠牲を軽視するものだ。
現状では、ロシアによる侵略が続き、数多くの命が失われ、地域が荒廃している。この状況に対して、各国のリーダーたちはウクライナ抜きで話し合おうとするが、これは真の和平を求める姿勢とは言えない。
ロシアの侵略に対して、しっかりとした制裁と対応を続けるべきであり、何よりウクライナ国民自身が決定を下す権利を尊重すべきだ。
この問題を解決するためには、まずは国際社会の力強い支援を拡充し、ロシアへの圧力を強化する必要がある。ウクライナにはその主権を守るためにあらゆる手段が講じられるべきだ。また、戦争の終結に向けては、ウクライナの未来を保障する形での和平交渉が重要だろう。
ネットからのコメント
1、ウクライナが拒否するのは当然でしょう。支援はもらっていても軍も派遣していない米国の敵国であるロシアとのウクライナ抜きでの交渉で、自国領土割譲を決められて了承できるはずがありません。ただ国内でスキャンダル問題を抱えて何とかウクライナ問題で点数を稼ぎ目をそらしたいトランプ大統領の心証悪化は避けられず、武器支援が止まる覚悟が必要かもしれません。
2、ウクライナは昔世界第三位の核保有国だった。核を放棄していなければこんな事にはならなかったよ。日本は性善説で呑気だけど、自国の防衛をきちんと出来ないとこういうこともあり得る。殺したい相手に殺さないでと口でお願いしても通じない。
平和を望むのは皆同じだけど、通じない相手もいることを知るべき。
3、トランプは就任前から1日でウクライナ戦争を終わらせると豪語して蓋を開けてみたら領土割譲という無策っぷりだったからな最初は鉱物をアメリカに渡すことで支援継続ということになったが、結局トランプは力で相手を服従させるというプーチン寄りの思想だから最終的にはこういう結論にしかならない当然ウクライナ側としては領土割譲は出来ないわけだし、米露だけで話し合って停戦条件を決めるのも出来レースでしかないガザ侵攻を示唆しているイスラエルに対してヨーロッパも段々反発を見せ始めたし、イスラエルとロシアに対してアメリカ以外の国は団結して対抗していかないと日本も対岸の火事ではいられない
4、ウクライナの悲劇から日本は学ぶべきこと、実践に移すべきことが多数ある。「力による現状の変更は認めない」と言う当時の欧米首脳の言葉は美しい正義に溢れていたが3年後結局この状況。正義だけでは大事なものは絶対に守れない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bbee892968fa6aada1cb81d4a04757acf5925d7b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]