中国軍の戦闘機が沖縄本島南東で航空自衛隊の戦闘機に対しレーダー照射を行ったとの報道に関し、中国海軍はこれを「中傷」とし、日本の発表に反論しました。小泉進次郎防衛相は7日の会見で、この行為を「危険」と非難し、中国に再発防止を求めました。しかし、中国は「日本の主張は事実と一致しない」と反発し、中傷をやめるよう要求しています。

また、中国外務省の報道官は、日本が「中国の通常の軍事演習を妨害しないよう」に求めました。この事件に関し、日本を訪問中のオーストラリア国防大臣も懸念を表明しており、日中の間で緊張が続いています。

この事件は、国際的な軍事活動の透明性と誤解を防ぐためのコミュニケーションの重要性を示しています。まず、レーダー照射という危険な行為は、偶発的な衝突の危険を増大させるものであり、日本側の懸念は正当です。しかしながら、事態を激化させるのではなく、対話を通じて解決を図るべきです。まず、両国は迅速に事実確認を行い、互いの行動の意図を明確にする必要があります。そして、軍事活動が相手国にどのような影響を及ぼすかを理解し、国際的なルールと合意に基づく透明性のある行動を取ることが求められます。さらに、第三者を交えた安全保障対話を通じて、誤解を未然に防ぐ枠組みを強化すべきです。

こうした具体的な取り組みを通じて、地域の安定と安全を確保する新たな関係構築が求められています。

ネットからのコメント

1、自衛隊支持派。中国の一方的な主張や自己アピールが通用する時代に終止符を打つ時が来た。他国は中国以上に情報を賢く把握し、冷静に判断する力を持っている。武力と脅しに依存して物事を解決しようとする国家を、誰が相手にしたいだろうか。もし中国が今後もこのような姿勢を貫くのであれば、無理に友好を求めるのではなく、関係を縮小し距離を置く方が賢明である。

2、これに対し、中国海軍は「事実と完全に一致しない」とし、「直ちに中傷と誹謗（ひぼう）をやめるべきだ」と反発する声明を発表した！？→中国共産党は、事の重大性と深刻性を全く理解していないようです！通常なら戦闘機でのロックオン状態は、撃墜される危険が高く瞬時の判断が求められる極めて大きな問題であります！よく航空自衛隊のパイロットが踏みとどまったと思っています、、、。これを契機に戦闘状態となってもおかしくない異常事態となりました！相手は一党独裁の平和的話し合いが通用する相手ではない事を肝に銘じるべき

3、近づいて欲しくなければ監視活動の対象になる日本近海を避けるのが常識だろう。人の庭先にやってきて挑発し、対応に出れば火器管制レーダーを向けるなど、これが逆な立場だったら中国は確実に実力行使に出ていただろう。現場のパイロットが頭に血が昇って自制心を失ってね。

4、>中国外務省の報道官は、日本に対して「中国の通常の軍事演習や訓練を妨害する危険な行動」を直ちに停止するよう求めた。いやいや、日本公海上で軍事演習を行うからスクランブルしなきゃいけない事態になる。自国近海で軍事演習しとけば何一つ問題ない話。それ以上にレーダー照射をすること自体が大問題。事実を完全に捻じ曲げているのは中国自身のほう。オーストラリア国防大臣が来日している中で、よくもこのような挑発行為を行ったものだ。引き続き日本政府は冷静に世界に中国の状況を示し、立場を理解してもらうように努めてほしい。そうでなければ自衛隊の皆様にも申し訳が立たない。