広陵高校は、野球部内での暴力問題がSNSで拡散し、全国高校野球選手権大会への出場を辞退する決定をしました。21日に中井哲之監督とその長男の部長が退任し、野球部OBの松本健吾氏が新たな監督、瀧口貴夫氏が新部長に就任しました。学校はその後、約90名の1、2年生部員を対象にアンケートを実施し、暴力やいじめの確認がなかったとして、今月23日から始まる秋季広島県大会の地区予選への出場を表明しました。
今年1月に暴力事件が発生し、3月に日本高野連から厳重注意を受けていましたが、現在第三者委員会で事実確認中で、中井氏の復帰可能性も示唆されています。
この事件は、高校野球界における深刻な問題を浮き彫りにしています。暴力が学校内で起こり、それが長年にわたり監督やコーチによって見逃されていたという事実は、指導者層への信頼を著しく損ねるものです。まず、暴力問題に対する学校の対応が極めて軽薄である点が批判されるべきです。制度的な欠陥を是正するために、指導体制と教育倫理の強化が求められます。具体的な解決策としては、指導者の倫理教育の徹底、第三者による定期的な監査制度の導入、そして部員自身が発言しやすい環境の整備が考えられます。社会に対する責任を果たすために、教育機関はその役割を再評価し、真に安全で公正な競技環境を提供する義務があります。
これができなければ、教育の真価を問うことにもなりかねません。高品質で公正な教育は、未来を創造する源であるべきなのです。
ネットからのコメント
1、退任は至極当然ですが「警察の捜査や第三者委の結果次第で中井氏が監督に復帰することはあり得る」としている時点で再出発なんて不可能ではと感じてしまいます。何にせよこの監督は一度でも公の場に出て釈明会見をするべきだと思いますがね。
2、広陵高校の体質が問題視されているのに、従来の組織の中でコーチをしていて、野球部OBの方が新監督って。。。全く体質改善の兆し無いじゃん。何が問題だったのか?外からの感覚を取り入れて改善を図る必要があるのでは?また、90人を対象にしたアンケートでいじめや暴力の可能性が出てこないって。どれだけ洗脳してんの?ってかどれだけ染まりきってるんだろうか。。。。そもそも「ある」って答えることができるアンケートだったのか?あまりにも取組が悪過ぎる気がしてならないけど。。。
3、あまりにも当然の遅すぎる発表。今となっては、広陵の堀校長の辞任を同時に発表しないことに、むしろ広陵の内部体制の不健全さを感じてしまう。
中井監督は引責辞任だということを明確にして、今後中井監督を広陵野球部に関与させないということも必要だと思う。おそらく中井監督に忖度しながら一旦身を引いてもらい、けど実際には院政で野球部に口を出しながら、ほとぼりが覚めたら監督に復帰するというのが既定路線なんだろうな。中井監督が監督を辞任して終わりではなく、広陵は中井監督の被害者生徒への暴言や口止め等の有無を徹底的に調査して、必要であれば追加での処分をするべきだと思う。
4、中井監督を解任(追放)でなく「交代」に留めたことにも驚いたが、「中井氏が監督に復帰することはあり得る」と高校側が発言しているのは正気の沙汰ではない。ここはせめて「警察の捜査や第三者委の結果次第で中井氏を懲戒解雇することはあり得る」と言うべきところ。既にもう中井氏をクロでなくシロにしようと予定していることが見てとれる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/884955fa3040516329e0d35f84b756f619a9b41a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]