1941年、日本軍がイギリス領マレー半島を侵攻し、約2か月でシンガポールを攻略。過激な中国との戦況の中で、現地華僑を敵視し、大規模な粛清を命じ、約5万人が犠牲となりました。生存者鄭来さん(90)は、幼い頃に日本軍の虐殺を目撃し、家族5人が殺害されました。歩兵第11連隊の橋本忠少尉はBC級戦犯として処刑され、彼の甥・和正さんは現在、加害の歴史に向き合い続けています。
和正さんは過去の戦争犯罪を学び、戦争の悲劇を繰り返さない取り組みを進めています。
極限まで至った非人間的な行動が、社会に深い傷跡を残した。また、家族や個人の苦しみを軽視することが許された過去は、制度そのものに致命的な欠陥があったことを示している。加害者のそばには、被害者がいたが、その声に耳を傾ける努力が不足していた。戦争の悲劇を防ぐためには、歴史を正しく理解し、反省を未来に繋げなくてはならない。具体的な改善策として、教育カリキュラムに歴史の痛む事件の統合、政治家による平和維持の為の議論、そして戦争継続を防ぐ外交の強化が考えられる。手遅れになる前に、過去の教訓をもとにする必要がある。我々の価値は、人命に優先順位をつけることで測られるべきではない。
ネットからのコメント
1、今年は各TV局ともこの手の内容の番組が多いけどうしたんだろう?まさか参政党と保守党が大躍進したものだから警戒してる?過去も大事だけど今現在、進行中の問題が数多くあるはずだけどね。
2、TBS系の毎日新聞の戦前の記事のように、戦争を推進したマスコミの戦争責任については報道しないの? 例えば上海での百人斬り競争(野田少尉と向井少尉が敵兵百人斬りをどちらが先に達成するかを、競争していると報道された話)では、毎日新聞が続報、続報と報道して、かなり煽って報道している。 戦後、この記事は新聞社による創作ではないかと訴訟まで起こされています。 TBSさん、是非戦前の新聞社の戦争責任についても報道してください。
3、海外に住むと、現地の家族から本当に多く似た話を聞きます。学校で使っていた教科書にも出ていないし、以前は報道でも扱われなかったので、最初は信じられない気持ちで聞いていました。国を守って現在の日本を作って下さった先人達には感謝しかありませんが、隠された事実がある事も忘れてはいけないなと心に刻みました。一部の方の利益の為に戦争を始めないで。
4、よく理解できないのですが、日本軍がこういうことをした。じゃあ、中国軍、アメリカ軍、ソ連軍は、何も残虐なことをしなかったのか。80年後の今もロシアや中国、さらにイスラエルも残虐なことをしている。
戦争は特定の国だけではなく、関係した国のすべてが残虐行為をする。だから悲惨なのです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d7d89bf5124f4588ef1f3879edbedbb7efef2f98,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]