事件概要:2023年7月18日からPrime Videoで配信されたドラマ『笑ゥせぇるすまん』は、藤子不二雄Ⓐの名作を元にした作品で、全12話が3週間にわたって独占配信され、人気俳優がゲスト出演した。しかし、配信後の評価は低く、Amazonレビューは8月7日現在で星2.8と低迷している。特に喪黒福造役を演じた秋山竜次の演技が、アニメの原作に比べてユーモラスすぎ、作品の怖さを削いでしまったとの指摘が多い。
また、1話の異例のテンポや、視聴者の期待と違う展開が原因で、評価が上がらなかったと考えられている。しかし、8月1日以降に配信されたエピソードで評価が上がる兆しも見られる。
コメント:本作が抱える問題の一つは、原作の持つ独特の雰囲気を損なってしまったことです。喪黒福造役の秋山竜次は確かにハマり役ですが、その演技がデフォルメされすぎて、ブラックコメディ本来の鋭さが薄れてしまいました。さらに、1話のテンポが不安定であることが、視聴者にとっては大きなハードルとなり、続きの視聴を断念させたのでしょう。この点は製作側がもう少し慎重に計画すべきだったと感じます。
改善点としては、まず作品のペース配分を見直し、原作の緊張感やシュールな怖さを再現するべきです。また、役者の演技を過剰にデフォルメするのではなく、より抑制の効いた演技にすることで、視覚的にもストーリー的にもバランスを取るべきです。
さらに、エピソードごとの内容が大きく異なるため、視聴順や評価基準を統一し、全体的に安定感のある作りにすることが重要です。
ネットからのコメント
1、元々の作品がブラックユーモアであり、真実味を追求したような内容でなかったので、秋山のコントの延長線上の気持ちで見ていた。なので、全く気にならず世にも奇妙な物語的な感覚でありながら笑いがあるといった感じでそこそこ楽しく見れた。勿論笑いなんていらない、裏切られたと感じる人もいただろう。でも秋山がメインキャストであり、クドカンが脚本という時点でガチガチの真面目作品にならないのは致し方ない。というか無理だろう笑賛否あるだろうし、嫌いな人もいるだろう。でも楽しめる人もいる。観なくても人生で損はしないが、観ても損でもない。そんな作品が令和にリバイバルされて観れたのは私は楽しかった。
2、はっきり言ってこのドラマ、オリジナルの脚本に期待した方が多いのではなのか?宮藤勘九郎の脚本があまりにも面白く無く途中で見なくなりました。やはり原作に忠実に再現したほうが昔からのユーザーに満足出来たのでは?せっかくハマり役なのに非常に残念な作品でした。
3、まぁ良くも悪くも秋山氏のコントネタのような作りになったのがね…ストーリーよりも秋山氏を推しすぎ特にエンディングはホントにコントネタにしか見えなかったのが残念…もっとストーリー重視にしてくれれば楽しめるのにもったい気がした
4、秋山さんをキャスティングされた時点で『出オチ』ドラマのレールに乗せてしまっています。笑ゥせぇるすまんのブラックユーモアと現代風刺を織り交ぜた、丁寧な脚本のドラマの方が断然良いかと。顔芸と似てる、で食いついた視聴者は2話以降観ないですから。似ているよりも実力派の俳優さんにお願いした方が、オリジナリティのある作品になったでしょうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c62735b2ff600460cc3eeff8570954fbed6bb417,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]