年末を迎えた貴金属相場では、金に続きプラチナや銀も最高値を更新するなど急上昇が見られます。12月24日には金が1グラム当たり2万5015円、プラチナが1万3146円、銀は26日に412円を記録しました。年初に比べ、金は1.8倍、プラチナは2.7倍、銀は2.6倍に上昇しています。高騰の要因には、実質資産としての安心感や地政学リスク、欧州連合によるエンジン車規制の方針撤回が影響しています。
2026年の予測では、米国の利下げや世界情勢の不安定化からさらなる上昇が見込まれます。

貴金属の急騰は投資家にとって利益の可能性を秘める一方、資産価格の急激な変動は市場経済における問題を浮き彫りにします。まず、この現象は国際情勢の不安定さを背景にしつつ、経済の脆弱性を明らかにしています。地政学リスクや政策変更が引き起こす価格変動は、投機的な動きを誘発し、結果的に市場を不安定化させる傾向があります。次に、政策決定者は市場における過度な投機が実体経済に与える影響を無視してはなりません。規制の見直しや国際協調が求められる時期です。さらに、金融教育の普及を通じて、一般市民が市場変動に振り回されないための策を講じる必要があります。最後に、経済の安定性を維持するためには、短期的な利益への依存ではなく、持続可能な発展を重視した新たな取り組みが求められます。
ネットからのコメント
1、7、8年前に買ったゴールドが5倍以上に値上がった。買い増ししようと思いつつ割高感があって躊躇しているうちにプラチナの価格の動きが気になってゴールドよりは買いやすいプラチナの1オンスコインを何枚か先月買ってみた。4週間で50%値上がった。1枚約30万円だったのが今45万円。このままのペースで上がり続けるとは到底思えないが極端に下がるとも思えない。銀行に預けていてもほとんど増えないし、差し当たって使わないお金があればメタルに換えておくのも良いかも。
2、100円銀貨は、地金相当額が1200円超にもなっているしかし、現行貨幣を損傷することは禁止されているので、それより低い金額で取引されているようだ鋳つぶして銀の塊とするには抜け道があり、海外に持ち出せば自由である外国人が国内で安値で買いあさり、海外に持って行ってしまえば、品不足で日本国の損害となる政府にはそろそろ1000円に通用する等、対応してもらいたい明治の旧金貨も、そうやって対銀貨の対応をしている幕末や昭和初め解禁時の金流出を、再現させないでもらいたい
3、ビットコインが高騰している時に、金ではなく仮想通貨の時代!とか言ってるメディアがあったが、そんなことあるわけないと思っていた。為替は国際情勢や政治によって変動するけど、有限な資産である金なんて、世界中が裕福になるにつれて高騰するに決まっている。日本はここ30年、経済成長していないし給料も上がっていないが、世界は成長しているしそうなると世界共通で欲しがる金は、みんな買うから高騰する。特に途上国の富裕層なんて自国通貨がいつ紙切れになるかわからないから、ドルや円、ユーロに交換したがるし、あらゆるものにリスクヘッジするから、流行り廃りはメディアがごちゃごちゃ言ってるだけで、やっぱり金は硬いよ。
4、銀価格は金価格以上に上がっていて、それはあまり良い兆候ではない。シルバーが金相場の投機的な熱狂に加わり、しかも金価格の上昇を超え始めるとき、それは何か金融システムに問題が起きる兆候だ。ドルの立場が危うくなっている。日本では円がそれ以上に酷いため、ドルが下がっているという認識はあまりないかもしれないが、今年、ドルは他の通貨に対して大きく下落している。
米国債の量が指数関数的に増え、米国債の買い手が同じようには増えないのだとしたら、長期的には米国債の需要と供給は数学的に崩壊を免れない。これは数学的事実である。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/33fee9467dcf4f72650dc535e1feb31146c2d612,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]