事件概要：
2025年5月1日、MLBの前田健太投手が、カブス傘下3Aアイオワ・カブスを退団し、契約破棄（オプトアウト）を選択した。今季3Aでは12試合に先発し3勝4敗、防御率5.97。タイガースでは7試合に救援登板、防御率7.88と不振が続き、5月にDFA（事実上の戦力外）となった後、マイナー契約でカブスへ移籍。

複数のオプトアウト条項を持つ契約により、他球団での昇格可能性を見込んで退団を決断した。

コメント：
プロ野球選手として長年メジャーの舞台で活躍してきた前田健太が、マイナー契約を選び、なおもチャンスを追い続ける姿には、計り知れない葛藤と誇りがある。防御率や登板結果だけを見れば「衰え」と言われるかもしれないが、実際は調整の難しさや起用法の変化、チーム事情など、数字に表れない要因も多い。オプトアウトの決断は、現状に甘んじず、自分の価値を信じて新たな扉を叩く意志の表れ。どれだけ実績を積んだ選手でも、挑戦し続ける姿勢は尊く、見習うべきものだ。次のマウンドが、再び輝く舞台であることを願ってやまない。未来はまだ閉ざされていない。

ネットからのコメント

1、今年の日本復帰ができないこの時期の決断。3Aの成績を見れば、アメリカだけでなく日本でも通用しないかもしれない。誰でも衰え引退のときは来る。そのときに悔いが残らない決断をして欲しい。

2、スポーツ選手というは、肉体的な個人差がとても大きいと実感する。かっては、圧倒的な強さで活躍した田中選手も、年齢による衰えで勝てなくなってしまった。まだ、過去形で言うのは早いかもしれないが。前田選手も田中選手と同期だったと思うが、上手くそこを乗り切れて欲しいものだ。二人とも腕を酷使したので、それが寿命を縮めたのだろうと感じる。大谷選手にもいずれこの時期が来るだろうとは思うから、今の活躍を楽しんで見ていたい。

3、個人的に高卒で広島に入団した時からとっても応援してる選手なんだよね。だからなんとかあと１年でもメジャーで頑張って欲しいなとは思っている。思っているけど、この１年の状態や投球内容はかなり厳しい。特に生命線である制球に乱れが見られて、置きにいったボールを痛打されるケースが目立つから数字以上に印象も悪い。

豊富な経験に裏打ちされた投球術と、連投しようが長いイニング投げようが滅多に故障しないタフな身体はまだまだ健在だとは思うけれど、このＦＡが正に選手生命の掛かった分水嶺ともなるかもしれない。本人は「最後は日本で」みたいな事を兼ね兼ねコメントしているけれど。ここまで来たらボロボロになるまでメジャーで投げなく事を目指して欲しいね。今季のＮＰＢ復帰はもう不可能だし。今の状態でＮＰＢ戻ってきても、それは「故郷に錦を飾る」ではなく単に『都落ち』ってだけの印象を与えてしまうからさ。マエケンがんばれ。

4、田中まーくんと一緒で、まだまだ自分でやれると思ったら日本でやればいいこれだけ野球に貢献してきたのだから、まだまだ時間はたっぷりあると思うよ。2分に帰ってきて広島で活躍することを応援しています。