2023年10月12日、与野党の女性衆院議員たちは、国会内の衆議院における女性用トイレの増設を求める要望書を浜田靖一衆院議院運営委員長に提出しました。昨年の衆院選で女性当選者が過去最多の73人となったことを背景に、高市早苗首相を含む58名がこの要望に賛同しています。現状では女性用トイレが男性用に比べて圧倒的に少なく、本会議場付近の混雑が日常的で、議事進行に悪影響を及ぼすとして改善が求められています。
自民党の永岡桂子元文部科学相は、「多くの女性議員がトイレの前で行列になっている」とし、これが深刻な問題であると窮状を訴えました。

女性用トイレの不足は、単なる不便さを超えて、国会における女性議員の業務効率にも支障をきたしています。この問題は、男女平等の観点からも看過できない重要な社会的課題です。まず、短期間での暫定的な対応として、既存の男性用トイレの一部を女性用に転用するなどの対策が考えられます。次に、中長期的な対策としては、議会施設の見直しを図り、女性用トイレの増設を進めることが必要です。さらに、このような施設面での問題が再発しないよう、男女平等を考慮した国会運営体制の整備が求められます。女性議員の数の増加に適応できない国会施設は、時代遅れであると言わざるを得ません。こうした問題を放置することは、女性の政治参加を制約し、男女平等の実現を妨げることにつながります。
ネットからのコメント
1、商業施設や劇場・ホールでは改善が進んでいる一方、公共施設では依然として課題が残っています。現状では、女性用便器の設置数は男性用の約6割程度にとどまっています。2025年に日本全国706カ所のトイレを集計したデータでも、男性用便器の数は女性用の約1.76倍でした。女性の社会進出が進む中で、インフラ整備がその変化に追い付いていないのが実態です。社会構造の変化に合わせ、公共施設においても計画的な設備投資を進めていくべきでしょう。
2、男性だが、舞台やライブに行くたびに「男で良かった」と感じる程に切実な問題だと思う。女子トイレの数が多い宝塚に行った時にすら、女性は長蛇の列なのに対し、私はあまりの広さに戸惑った記憶がある程。しかし、女性でもスマホを使ったり、化粧直しをしたりするなどマナーに欠けた利用者もいるため、その点はお互いに配慮すべきだとは思う。
3、必要性はわかるが、無駄に豪華なものは要りません。こういう時は人の財布だと思って、無駄に豪華にするのが国会議員の習性なんで。必要最小限のコストで作りましょう。
4、女性が行列を作るのはトイレだけではありません。銀行のATMやスーパーのレジでも同じ光景をよく見かけます。その理由を観察していると、行列ができるのも当然だと感じることがあります。例えばATMでは、取引が終わってもその場で通帳残高を確認する人がいます。残高の確認は自宅でもできるのに、次の人が待っていることをあまり意識していないように見えます。またスーパーのレジでは、金額を聞いてから鞄から財布を出す人も少なくありません。あらかじめ準備しておけば、会計はもっとスムーズに進むはずです。こうした場面を見ると、行列の問題は設備の数だけでなく、一人ひとりの意識や行動にも原因があるのではないかと感じます。実際、スマホが普及してから男性の個室トイレも明らかに回転が悪いですからね
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/944a09499154b0935eb5b93634b23cbb84d2a34f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]