平戸市に住む80代の女性が、検察庁の職員を名乗る男らに4億円相当の純金インゴットをだまし取られる詐欺事件が発生しました。今年8月中旬、女性の自宅に「通帳と携帯電話が犯罪に使われている」という虚偽の電話がありました。その後、検察庁や警視庁の職員を装った犯人から「取り調べ」を理由に、個人情報を聞き出されました。これに従い、女性はインゴットを購入し、8月下旬から12月上旬にかけ3回にわたり自宅を訪れた男たちに渡しました。
事件は被害者が「警察に連絡してください」とのメッセージを受け相談したことで発覚。長崎県警は、県内詐欺被害額最大のケースとして警戒を呼びかけています。

この事件は我々の社会に潜む重大な問題を浮き彫りにしています。まず、情報弱者である高齢者が狙われ、巧妙な手口で多額の財産を奪われるという現実は、制度上の不備と教育の欠如を示しています。高齢者へのデジタルリテラシー教育の強化、詐欺対策の啓蒙活動、銀行や金融機関との連携による異常取引の早期発見と防止策の整備が急務です。また、社会全体がもっと注意を払い、家族や地域での情報共有を強化することで、防犯意識を向上させる必要があります。このような事件は、家族やコミュニティを巻き込んで対策を行い、高齢者が安心して暮らせる社会を築くためのきっかけとすべきです。
ネットからのコメント
1、固定電話は留守番電話にして、警察官と名乗っても出ないで、しばらくして自分で番号を調べて掛ける事、また電話番号が表示される様にNTTと契約する、知らない番号なら出ちゃダメ、家族が居るならこの位はしてやらなきゃ。漫然としている時代ではない、自分の身を護るのは自分自身しかいないと、肝に命じなければ。
2、お金がある所には有るんですね!しかしなから毎日詐欺行為が報道されているのに、被害に遭われた方は新聞やテレビを見ていないのでしょうかね?失礼ながら本当に不思議でなりません。簡単に金を送る行為はやめましょうよ!冷静になって、または誰方にか相談すれば詐欺だとわかると思うのですがね!
3、長崎の平戸でどうやって4億円分の金塊を買ったのだろうか。どこで買ってどのようにして犯人の手に渡したのだろうか。東京都内だとしても不可解な感じが拭えない。4億円分と言えば時価で20kg近く。80歳の高齢女性が持ち運ぶにしては重すぎる。非常に謎めいた事件だ。
4、日本は被害者に冷たく犯罪者に優しい国。幾ら騙し取っても最高で懲役10年で、併合罪(詐欺+詐欺)だとしても懲役15年にしかならない。
それでも大半の詐欺師は数年で世に放たれてしまうし、刑務所は衣食住タダで金要らずの生活。犯罪収益として没収されないように資金洗浄して隠して仕舞えば、その金額にもよりますが出所した後はエンジョイライフが待っている。それなのに、被害者は被害弁済して貰うのはほぼ不可能だし、終いには騙される方も悪いとか言われてしまう始末。これでは詐欺はなくならない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/69c9f4c3bf0e124aeb52f803ba084a7cecb7bd86,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]