7月31日夜、静岡県伊東市の田久保真紀市長は「進退についての会見」を午後8時に弁護士同席で実施すると発表しました。田久保市長は、大学除籍にもかかわらず市広報誌に「卒業」と記載したことで百条委員会に追及され、7月中の辞職と再出馬の意向を示していました。しかし、28日の会見で「辞職しない可能性」を示唆。さらに、7日に「2週間以内に提出」としていた卒業証書も依然未提出で、会見で説明するとしています。
田久保市長の一連の対応は、説明責任を軽視する政治の劣化を示しています。学歴詐称疑惑を放置したまま、辞職を先延ばしにする姿勢は市民の信頼を著しく損なうものです。問題の本質は、虚偽記載への実効的な罰則や検証体制の不備、そして政治倫理の欠落にあります。解決には、①公職者の経歴情報の第三者による認証制度、②百条委員会に強制力を伴う証拠提出権限の付与、③辞職勧告に法的拘束力を持たせる仕組みが必要です。誠実さなき政治は、最終的に市民の無力感しか生まない。だからこそ、今こそルールと責任を徹底させる改革が不可欠です。
ネットからのコメント
1、卒業証書を検察にさえ提出しない、進退に関する会見を弁護士同伴で行うなど、一度交わした約束を平然と破る──こうした行動の数々は、市長としての資質に大きな疑問を抱かせます。
このまま同じようなことを繰り返し続けるのでしょうか。すべては自ら蒔いた種です。責任を持って、自分自身でしっかりと刈り取るべきです。
2、7月の上旬には2週間で辞任と言っていたのが、今では「進退についての会見」ですから、ほぼ間違いなく辞任はしないでしょう。昨日の津波では伊東市にはほとんど被害はなかったですが、その対応を口実に居座ることは十分にありそうです。そうなっても伊東市役所に苦情の電話は入れないようにしましょう。迷惑するのは市の職員だけですから。
3、市の職員の方、迷惑しているなら同意する同志全員で揃って市長に辞職するよう求めたらいかがですか。市長を辞職させることが法的に難しいとか時間がかかるとかであれば「市役所のこれだけの人員が辞職を希望しているのだ」と示して自ら辞めていただくしかありません。迷惑しているのはご自分達なので自分達でも解決への行動をしたらどうでしょう。
4、議会も市民も、一定の強制力をもってこの方を排除する方策を考えることが急務であろう。まず間違いなく「辞任しません。多くの励ましの声をいただいている。
」とくる。大学教育の威信も市政に求められる清廉さもそして人としての誠実さも失ったこの人から市民が得られるものは何一つない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4f6372431b3f91ef8da0aca9059e03a4b740629d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]