事件概要:2024年11月、奈良県に住む松村美佐子さんは、重度の知的障害と自閉症、強度行動障害を持つ24歳の息子、和樹さんの介護に限界を感じている。和樹さんは自宅で暴力行為や危険な行動を繰り返し、親が様々な安全対策を講じても問題は解決しない。昨年、和樹さんは自宅を飛び出し、警察に保護されることが多々あり、現在も病院に入院している。
しかし、退院後の生活先が見つからず、適切な施設への入所が希望されているが、施設は満床で待機者も多く、入所は困難な状況だ。美佐子さんは、施設の減少とグループホームの増加が問題だとし、和樹さんのような重度の障害者には、施設での支援が必要だと訴えている。
コメント:この事例は、障害者施設に対する社会の対応の不備を浮き彫りにしています。和樹さんのように重度の障害を持つ人々は、特別な支援が不可欠ですが、施設の不足や削減により、支援が届きにくくなっています。和樹さんのようなケースでは、家庭での介護が限界を迎え、専門的なサポートが必要です。国は施設の減少ではなく、増加に力を入れ、障害者が安全で安定した生活を送れるような制度の改革が急務です。また、グループホームだけでは対応できない重度の障害者に対し、施設内での支援体制を強化し、家族の負担を軽減する仕組みが必要です。
これらの問題は、社会全体での意識改革と共に、政策として反映させるべきです。
ネットからのコメント
1、こんな事を言うのは本当はいけないのかもしれないけれど、お母さんも精神障害を持っていて、長男の育児が大変なのに、さらに子供を待つのは 自分なら厳しそうだと考えてしまう。子を持つことは強制でも義務でもないのに。小さい頃はなんとかなっても成人したり、親が年老いて、さらに世を去った後子供たちの行く末も考えていなかったのでしょうか。支援はもちろん必要ですが、ご両親は早めに準備などできなかったのでしょうか。
2、お母さんの精神疾患がふたりの障害児育児の大変さによる結果としてならば話は別だけど、そもそも疾患がベースにあった上で最初の子に障害があったにも関わらずふたりめまでもうけてしまったのだとしたらちょっとなあ…。もしふたりめが健常児だとしてもお世話係にされてしまっていたよね。
気の毒ではあるんだけどなんか。
3、一人目の子供に知的障害があったら、私だったら2人目は妊娠しない。2人目も知的障害を持って生まれる可能性があるし、2人目が正常児であっても、親が年取った時とか亡くなったん時、下の子供に負担がかかるから。ヤングケアラーになってしまう可能性もある。国が障害児の入所施設を作ろうとしても、職員のなり手がないと思う。お母さんが一対一、または、一対二で見ていても限界で疲弊する事をやりたい人はあまりいないと思います。
4、>殺虫剤を食べていたので、病院に連れて行き、検査を受けると、おはじきも食べていて、体の中からたくさん出てきたんです。病院にいかなければ。大事に面倒見続けなければ、今も子育てをする必要はなかったのに。正直、他国だったらここまで重度の子を大事に大事に育てている親はいないと思う。小さい内にどこかで亡くなっているでしょう。日本人は真面目すぎる。そして法律が厳しすぎる。「子供はかわいいんだ!大事なんだ!」と言う人が絶対いるけれど、50過ぎにもなってこの大きくなった子供の世話に「無理だ」と叫んでいる、この状況を想像してもらいたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/91f0c3b1b55b9d344e30ec206d8b7b176071322b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]