【事件概要】
2025年7月30日、広島東洋カープは甲子園で阪神に敗れ、これで7連敗。借金は11に膨らみ、最下位目前の状況となった。昨季同様、夏以降の失速が顕著で、観客動員にも影響が出ている。マツダスタジアムでは空席が目立ち始め、2016〜18年の3連覇時代の熱狂から一転。
原因はチーム低迷に加え、投手陣の不振(防御率2.90でリーグ5位)、森下の5勝11敗など。一方で、観客減少は「不健全」ではなく、チームへの無言のメッセージとも捉えられる。
【コメント】
観客が離れていくのは、ファンの愛情が尽きたからではない。不甲斐ない試合に足を運ばない――それは、勝敗を超えて球団に本気を問う、広島市民の静かな意思表示だ。問題の核心は、野球に依存しすぎた興行スタイルと、運営の時代錯誤だ。かつての情熱に甘え、ファン体験の多様化に背を向けたツケが、今まさに表面化している。解決策は明確だ。①来場者参加型のイベント導入でエンタメ性を強化、②放映権やチケット販売の見直しによる全国的なマーケティング展開、③SNSや地域連携を活用した次世代ファンの育成。
DeNAやロッテが証明しているように、「勝つだけが商売ではない」。勝てない時こそ問われるのは運営の覚悟だ。試合内容は制御できなくても、球場体験は演出できる。時代とともに球団も変わらねば、静かな空席はやがて取り返しのつかない沈黙へと変わる。
ネットからのコメント
1、一番の問題は経営者です。惰性で経営してるようにしか見えないんです。ほどほどに勝ってほどほどに負けて、選手の年俸も抑えれて黒字になっていればいいって考えてるんじゃないかと勘繰ってしまうぐらい動きが鈍いです。外部からコーチ、監督を招聘して新たな方針で常勝軍団を目指してほしいです。
2、このくそ暑い夏に負けを見に行く人は減っていくのは当然だと思います。無言のメッセージというよりも当たり前の事です。昔はもっと弱かった、とよくわからない人もいますがそういう問題ではないと思います。
3、強い時もあれば弱い時もある。試合をすればどっちかが勝ってどっちかが負けるんだから、負けたことにどうこういうつもりはないが、はっきり言って「試合がつまらない」。これは客商売として大問題。
「負けたけど、今日は代打・前田が見られたからよかった」みたいなお土産があればせめてもの救いなんだが…いまはそういう喜びもあんまりないなぁ。
4、打線は悪くない?野球は得点を失点より上回ることが勝利条件。岡田が言う通りの印象。それならそれでどうやって得点に繋げるか作戦を寝る監督コーチがひど過ぎる。実績を残せない選手は解雇されるのに、チームや担当分野の成績に関係なく居座るコーチがいるような球団体質が異常。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0ec6443c9d70f7e67a56fc8008648b10d8c47244,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]