事件概要
2025年7月18日、千葉県にあるひまわり畑が無料で一般公開され、予想を超える来場者が集まりました。10日後の7月27日に、交通トラブルや無断駐車、私有地への侵入などが問題となり、予定より早くひまわりの刈り取りが行われ、公開が終了しました。

7月31日、フジテレビは「外国人観光客による迷惑行為」が原因だと報じましたが、菜園側はこれを「誤解を招く表現」として異議を唱えました。その後、フジテレビは記事を修正し、「外国人観光客」の表現を削除しました。菜園側は、外国人と日本人を問わず、マナーを守っていた来場者もいれば、違反者もいたと強調しています。

コメント
報道における不適切な表現が引き起こした影響は大きい。フジテレビの初期報道では、外国人観光客を特定して批判する形になり、それがSNSなどでの偏った反応を招いた。このような表現は、無根拠に特定の集団を非難し、社会的な誤解や差別的な雰囲気を助長する恐れがある。

メディアが情報を伝える際には、事実に基づいた慎重な言葉選びが求められる。特に「外国人観光客」とのレッテル貼りは無責任だ。この報道が引き起こした混乱に対して、メディアの責任は重い。
今後、同様の事態を防ぐためには、以下の対策が必要だ。まず、事実確認を徹底し、誤解を招く表現を避けること。次に、情報の偏りをなくし、多角的な視点で報道すること。最後に、報道後の訂正や謝罪は迅速かつ誠実に行い、社会に与えた影響を最小限に抑えること。
メディアには、公正かつ正確な情報提供の義務がある。

ネットからのコメント

1、今回のひまわり街道報道に関しては世論を誘導しかねない不正確な報道の在り方だけでなく、受け入れ環境が整っていない状況での過剰な観光客の受け入れは地域や住民の迷惑になるだけであるという事で、これは現在の日本のインバウンド政策や外国人労働者受け入れ政策においても同じような問題が生じています。

インバウンド政策に限らず電動キックボードなど政府は政策を進める際に経済効果だけを指針としてそれによる問題点に何ら配慮せず、やってしまえばどうにかなるという無責任極まりない政策を行っており、今のリスク管理能力の欠如した国会議員が多い状況は改善された方が良いと思います。

2、農園の方はすごく公平で良い人なんだろうな…こんな良い人の「良かれと思って」がこんなことまで波及し、心を痛めてるなんて地域住民のためにひまわり回廊を作ったのに、予想外にInstagramで拡散され、地元住民以外の人が殺到し、地元住民に迷惑をかけることになってしまった。お店でも地域住民のために細々とやってる激安店が、事故的にテレビに出てしまって客が殺到とかあるよね。拡散する人も「良かれと思って」なのかもしれないけど、小さなコミュニティで充分成り立ってるところもあるので、なんでもメディアやSNSに紹介するのは考えもの

3、今朝ニュースで見ました。最初は「外国人ってそんなにマナー悪いのか…」と受け止めてしまいましたが、よく考えると日本人のマナー違反も日常的に話題になりますよね。

ニュースでは「道路が渋滞」「違法駐車で近所の人が車を出せない」といった証言が紹介されていましたが、そもそも観光客で車移動するのって、日本人の方が多い印象です。それなのに「外国人が原因」と決めつけるのは、ちょっと違和感がありました。最近は国籍に関係なくマナーの悪い人が増えた気がします。これも時代の変化なんでしょうかね…。

4、それでも外国人がひどかったのは確かだったから始めそういう記事だったんだよね。日本人だけが来ていた時はまったりしてたのに、外国人サイトで人気になってあっという間に口コミで広がって傍若無人に振る舞う人たちスラムダンクで有名な湘南の高校の前の踏切も外国人ですごいことになってますよ平日で学生さん達が通学してても関係ないみたいで遠慮がない考え方や行動規範が全く違うんだから仕方ないと諦めるしかないんでしょうかねぇ。教育っていうか周知して日本に合わせてもらえるものなんでしょうか？