横浜市の運営会社「アルバトロス」で提供されていた「退職代行モームリ」サービスにおいて、利用者を提携先の弁護士に有償で紹介したとして、同社の元社長谷本慎二(37)と妻で元従業員の志織(31)が弁護士法違反罪などに問われました。検察側は、谷本被告に懲役2年、志織被告に懲役1年6月、法人に罰金200万円を求刑しました。この行為は高額の報酬を得ようとしたとして強い非難を受けています。一方で被告側は、支払いが弁護士によって了承されていた点を主張しました。最終意見陳述では両被告がそれぞれ謝罪し反省の意を示しました。判決は8月28日に言い渡される予定です。

この一件は、社会的な問題を象徴するものとして注目すべきです。「退職代行」という労働環境改善のための一歩として評価されていた業態が、不正な経済活動に利用されたことは、極めて残念と言わざるを得ません。
そもそも法律に違反する形で利益を追求した今回の行為は、本来の事業目的や価値観を根本から歪めてしまったと言えるでしょう。
今回の事件の本質は、労働者支援を目的とする退職代行サービスへの信頼性を損ね、利用者に必要な透明性や倫理観を欠いていた点にあります。背景には、法的知識や規範意識の欠如があると言えるでしょう。
解決のためには、以下のことが必要です。
法律に違反しないビジネスモデルの周知徹底。特に「退職代行」という新興サービスにおいて、法的枠組みを適切に整備する必要があります。サービス業界における透明性を確保するためのガイドラインや公的監査制度の導入。問題行為を見過ごさず、利用者側からも常に注意を持ってサービスを選ぶ啓発活動の推進。このような不祥事によって、誠実に運営されている他の退職代行サービスへの偏見を助長してはいけません。労働者が安心して頼れる社会の構築は、一部の不正事業者を排除して構築されます。
ネットからのコメント
1、個人的には、執行猶予付き判決が妥当ではないかと思います。もちろん法律違反は軽視できませんが、直接的に誰かへ重大な被害を与えた事案とは少し性質が異なるようにも感じます。
しっかり反省し再発防止に努めることを前提に、社会の中で責任を果たしていく機会は残されるべきだと思います。
2、非弁行為や斡旋報酬では執行猶予だろうと思ってました。おそらく、そこまで見立ても出来ていたと思います。退職代行自体は犯罪にはならないし、業務改善にて対応して着地ではないでしょうか?今後、退職代行は弁護士や司法書士が行う事業になるのでは?
3、でもモームリによって救われた人もいるわけで、キチンとしたやり方でサービス続けてほしいよね。てか法を無視したブラック企業に対してはこっちも法を無視して対抗しても良い気がするけど。
4、報酬を支払う弁護士側がそもそも法律に精通しているんだから、断れば違法になる事は無かったというのは当然だと思う。モームリが世の中から毛嫌いされているのは分かるけど、この会社があって助かった人もいるだろうし、それなりに社会の役に立っているのだから、この問題はせめてフェアに考えて欲しいなと感じる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ca6d6f78da02159d774edc6aab1a47d9eaf9d2c1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]