日本政府のホルムズ海峡への自衛隊派遣に関連し、5月13日のオンライン国防相会合で示された3条件が明らかになった。その条件は①米国とイランの停戦合意、②イランとの意思疎通、③現場の脅威低下である。派遣の主な目的として、機雷除去や民間船舶の護衛が挙げられたが、停戦前の機雷除去は憲法が禁じる海外派兵に該当する恐れがあるため、日本政府は停戦後の活動を念頭に検討を進めている。英国とフランスが共催した会合で日本側は、憲法制約を尊重しつつ、広範な国際的支持を強調。派遣実現には米イラン間の緊張緩和が必須とされ、現状では派遣の実施は困難とみられる。

日本政府のホルムズ海峡派遣に関する内容は、多くの疑問を呼び起こします。まず、3条件を設けた点は一見すると理にかなって見えますが、その条件の実現性が極めて低いことは容易に想定できます。そもそも米国とイランという対立する大国間の停戦合意を基礎条件とする判断は、現実と乖離しており、最初から派遣を避けるための外面的措置と捉えられる危険性があります。

問題の根底にあるのは、日本の防衛政策が文言上の憲法制限や他国依存に縛られているという現状です。本件では、憲法解釈が派遣実現の足かせとなり、国際情勢への実効的貢献を妨げています。また、憲法の範囲内での安全保障を重視するあまり、最前線で活動する自衛隊員の安全確保に不安を抱かざるを得ません。
この問題の改善には、以下の3つのアプローチが考えられます。第一に、防衛政策の方針を明確にし、迅速かつ柔軟に対応できる法整備を進めること。第二に、国連などの国際機関と連携を強化し、より中立的かつ積極的な役割を日本が果たせるよう、外交力を高めること。第三に、国内での憲法議論を喚起し、現代の国際情勢に合致した安全保障体制を模索することです。
「平和憲法」を掲げつつ、現代に求められる役割に応えるためには、理念と実践のバランスが不可欠です。目標とする平和を実現するには、より現実を直視した対応が必要と言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、一番重要なのは、イランとの意思疎通だと思う。機雷掃海や商船護衛はイランへの敵対ではなく、攻撃的ではなく、我が国の商船の安全確保の防衛的活動であることをイランにシッカリ信頼してもらう事。停戦合意と言ってもトランプの気まま・気まぐれの政策であれば、何時攻撃開始になるか判らない。アメリカへの念押しとは別に、イランに対しては信頼関係を破壊しないことが一番重要。
2、アメリカと同盟し、アメリカ側に立って参戦するかのような派遣の仕方をすれば、自衛隊の艦船も自衛隊機も、日本の国土や国民の生命を守るのとは無関係な状況で、相手方の攻撃の対象となる。それはあってはならない。停戦がなされ、中立の立場で派遣できる状況が前提。
3、妥当だと思います日本がホルムズ海峡に艦船を送るのであればそれは掃海艇でしょう機雷除去が主な任務だと考えられます海賊からの防衛のような任務ではなくイランの攻撃からの防衛となるとほぼ戦争行為です自衛隊がこれに参加するのは難しいアメリカとイランの停戦合意は遠のいていますがこれが実現するまで自衛隊は動けないでしょう。
4、日本政府がホルムズ海峡への自衛隊派遣に対し、米イラン間の停戦合意や現地の脅威低下など「3条件」を厳格に設けたことは、現実的かつ賢明な判断であり支持できます。憲法上の制約がある日本にとって、武力行使とみなされるリスクを排除し、安全が確保された状態で国際貢献を行うことは極めて重要だからです。原油輸送の要衝である同海峡の安定は日本の国益に直結するため、条件を満たした上で民間船舶の護衛や停戦後の機雷除去を行うことは、国際社会における責任を果たす道です。多国籍ミッションと協調しつつも、自国の法秩序を遵守する姿勢を明確にしたこの方針は妥当だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d7e14504a0f69675da95a27c21db65204a3317f3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]