2023年10月19日、トランプ米元大統領がFOXテレビのインタビューで、ロシアとウクライナの戦争による週7000人の犠牲者を止めることを目指し、仲介に取り組んでいることを明かしました。「和平合意が成立すれば天国行きの要因になる」と述べ、冗談交じりに天国への希望を語りました。79歳のトランプ氏はこれまで六つの戦争を終結に導いたと主張し、ノーベル平和賞への意欲も語りつつ、過去の暗殺未遂事件からの生還を「神の祝福」と讃えたこともあります。
欧米の首脳との関与を強化し、ロシアの侵攻を終結させるための外交が活発化しています。
トランプ氏の発言は、ヨーロッパの安全保障と世界平和に関する深刻な問題を反映しています。戦争の犠牲者の数を具体的に挙げたことで、被害の深刻さが強調されていますが、その努力が単なる自己評価や栄誉の追求に過ぎないのであれば、問題は深刻です。和平の仲介者としての役割を果たすためには、ただの口約束で終わらせず、実効性のある手段を持って臨んでいるのか疑問が残ります。まずは、具体的で実際に影響を持つ提案を行い、次に透明性のあるプロセスで各国の信頼を勝ち取り、最後に世界的な平和構築を目指して一貫した努力を続けることが求められます。天国への望みが単なる冗談で終わることのないような行動が必要です。無駄な犠牲を防ぎ、それによって歴史に名を刻む実効的な和平を築く意志を見せなければなりません。
ネットからのコメント
1、米国は条約を破棄するし、ロシアは条約を守らない。この80年で起こった戦争の殆どが国連常任理事国が関与している。ウクライナの核兵器破棄も米英露で勝手に決めたことで、露が約束を守らず侵攻しても、米英は動かなかった。まるでヤルタ会談のように。今後、北方領土と台湾が同じ事になっても、国際社会は誰も助けてくれない。武力による領土変更が可能という前例を此処で造ってしまうから。
2、トランプ大統領は、ロシア侵攻をウクライナが始めた、とか言っているらしいが、KGBにマインドコントロールされているとしか見えない。東部2州をそのまま州単位でロシアに渡せば、ロシアにとって次なるステップはガードなきウクライナ領土の西進だ。アメリカはウクライナの安全を保証するらしいが、リップサービスの域を越えることは無いだろう。それが見えれば、ロシアは再度侵攻に踏み出すだろう。トランプの和平調停はロシアの意向通り、ということだろう、
3、強きをくじき、弱きを助けるのが本当の仲裁で困難を極める。誰にでもできることではなく人格者でなければならない。
だから賞賛される。価値がある。しかし強きを助けて弱きをくじくのはただの太鼓持ちで誰にでもできる(普通は恥ずかしくてできないが)。そんな行為に誰が価値を認めるだろうか。
4、ロシア・ウクライナの戦争終結に向けて実際に行動を起こしたのはトランプ大統領だけだとは思いますが、如何せんロシア寄りではウクライナは納得できないと思う。日本に対して未だに「原爆投下は戦争を早く終わらせる為の有効な手段だった」と言う事と似ている様に思える。訳もなく自国の領土を割譲するなんて有り得ないでしょう。トランプさんもその辺を考えなければいけないと思いますよ。もっとロシアに強気になって発言して欲しいもんだね。今の様子を見ていれば何やらロシア側に弱みでも握られているのかと疑ってしまうよ。ロシアが主張するあの領土はどう考えても黒海への陸路を確保したいんだろうと思うね。ならウクライナの北側のロシアの領土と交換するとかの話をしても良いんだよ。なにせ一方的に攻めてきたのはロシアなんだからね。この辺の筋は通さないと、いくら話し合いをしても解決しないよね。
トランプさん強気にDEALをしなさいよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b2017561e407d863dcd781d5df703086c85a3f99,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]