高市早苗政権は、11月21日にビッグプッシュとして、21.3兆円規模の財政出動を閣議決定しました。MMTに近い考えを持つブレーンの影響も受けていますが、これに対して竹中平蔵氏はインフレのリスクを警告。積極的財政出動による需要のプッシュが現在逼迫している労働市場にさらに圧力をかけ、インフレを引き起こす可能性があると指摘しています。
また、年収壁対策や所得控除拡大についても、富裕層優遇や将来世代への負担増による問題を提起。年金制度の改善も必要な無謀な設計であるとしています。

竹中氏の指摘から見えるのは、制度設計と政策運営における重大な欠陥です。まず、政府は財政規律を無視して、インフレを招く可能性がある無謀なビッグプッシュを行おうとしています。これは決して持続可能な経済成長をもたらさないでしょう。さらに、所得控除をただ増やすだけで、富裕層優遇による不平等を助長しています。政府の真の改革には社会保障の見直しが不可欠です。具体的には、給付付き税額控除の導入、年金支給開始年齢の再検討、そして労働市場の流動化です。これらの改革を通じて、労働者と企業の両方が柔軟に対応できる環境を整えることが必要です。高市政権は大規模財政出動に頼るのではなく、構造改革を通じて日本の未来に光を当てなければなりません。
それによってのみ、真に強い日本を築くことができるでしょう。
ネットからのコメント
1、日本の年金はどんどん下がっています。平均13万〜15万が標準で夫婦で23〜25万です。持ち家の人は凌げるけれど賃貸の人は少ないでしょう。今からでも厚生年金を返して下さい。企業の半分の補助と40年の利息を付けて4000万以上になります。アメリカの年金は夫婦で1000万超えてますよ。
2、〉借金頼みの見せかけの成長で、本当に国が強くなるのでしょうか借金返済のため竹中氏は率先してすべての財産を国庫に入れてきてから発言してください。一生使いきれないお金を持っている人間が大多数の庶民の年金に対してモノを言っても何の説得力もありません。まずさ高市政権が考えるように舵きりして、このままではインフレが進みマズいことになる前くらいに適切な助言をすれば良い。それが経済学者だと思います。
3、年金改革は必要だ、年金は富の再配分を兼ねた社会保障のための税金でもあるので、平均値を超える高額な受給額は下げて、竹〇氏のような高収入の方の年金は支給しなくてもいいように改正するべきだ。
この人は、一見まともな主張をするが、決して自分が損をするようなことは言わない。
4、>22年間以上も年金をもらい続ける設計になっている。世界中どこを探しても、こんなに太っ腹な、というより無謀な制度設計をしている国はありません。嘘はいかんな平蔵さん。フランスの女性の平均寿命は86.3歳、年金の支給開始年齢は62歳、「24年間以上も年金をもらい続ける設計」になっているじゃないか。仮にマクロンが窮地に陥っている支給年齢の2歳引き上げが今後行われたとしても「22年間以上も年金をもらい続ける設計」という構造は変わらない。年金制度を議論するのであれば、支給だけじゃなく徴収も併せて議論する必要がある。その観点から、支給と徴収の関係をぶった切って、公的年金制度に対する信認を決定的に毀損した、立民が牽引した餡子泥年金制度改悪は愚の骨頂としか評価できない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b5f94c3e3b41248e50666999f0ed9c62ff42f099,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]