今年5月、新潟市中央区の飲食店で起きた無銭飲食事件が物議を醸しています。開店直後に入店した男性は、ビール2杯、日本酒2杯、刺身の盛り合わせとおひたしを注文し、合計5160円の飲食を楽しんだ後、「知人を迎えに行く」と告げて会計を済ませず店をあとにしました。店主は翌日まで待ちましたが、男性は戻らず。しかしその後、別の店で17万円あまりの無銭飲食をしていたことから、警察に現行犯逮捕されました。
男性は不起訴となり、防犯カメラの映像は証拠として役立たず、店主は被害金額を回収できていません。店主はこの決定に不満を抱え、検察審査会に申し立てを行っています。
この事件は、司法制度が持つ無銭飲食の取り締まりと正義の実現への疑念を浮き彫りにしています。店主が困惑するのも理解できる、このようなあからさまな犯罪が不起訴となるのは異常と言わざるを得ません。まず制度の欠陥を点検する必要があるでしょう。証拠能力の再評価や防犯カメラの有効性向上、無銭飲食の定義の明確化を進めるべきです。また、事前の店舗内での支払確認システムや警察との連携強化が求められます。事件を通して反映される価値観の対比には、社会の安全と公正の重要性が浮き彫りにされます。このような「不起訴」の現状は、司法の信頼性を揺るがしかねず、しっかりとした対応が求められるでしょう。
ネットからのコメント
1、なぜ不起訴になるのか分からない。仕事がなく金が尽きたから無銭飲食をしたのなら、刑務所で仕事をして弁済するか、誰か他の人が弁済するまで出てこれなくすれば良い。なぜ善良な市民が損をしているのに泣き寝入りせねばならないのか?やったもん勝ちにしては絶対にいけない。
2、不起訴理由はなんだろう? 容疑者も逮捕の時に自供をしなかったのか。 この時の食器の指紋も取る必要もあるのか。 ただ不起訴にした理由は被害者に知る権利はあるよね、 それと所持金がなく無銭飲食をして逮捕後 賠償責任があって刑罰にしないと、反省はしないと思うし 被害者を犠牲になったままにするのは時代にあってない。 賠償責任を果たさないと収監されたままの刑罰もあったら良いのに。
3、やったもん勝ちではお店が気の毒。どうして不起訴になったのか検察は発表しませんが、制度が間違っていると思う。一言でも、「これこれこういう理由で起訴できなかった」と公表するべき。
4、最近のニュースで不起訴、起訴猶予、検察は理由を明らかにしておりませんという報道が多い気がします。
人手不足?殺人、強盗、詐欺という重大犯罪が多すぎて軽犯罪(に近いものも含んで)は放免するんですかねえ?起訴しても簡易裁判所で即日罰金結審。食い逃げ仕放題、万引き仕放題 盗撮仕放題の日本にならなければいいが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/db9c537d6d18db523f24ff17419bbdf48bc34e5a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]