西武ライオンズはソフトバンクに5-4で競り負け、本拠地で自力でのクライマックスシリーズ進出の可能性が消滅しました。日時は20日、場所はみずほPayPayドーム。試合は序盤に逆転した西武が終盤でリードを奪われる展開に。7回表に1死満塁の好機を作るも連続三振で無得点に終わり、流れが崩れました。さらに、3番手の山田が8回裏に代打中村にV打を許し、7号2ランも浴びて失点し、最終的に3連敗となり今季最多の借金9となりました。

スターティングメンバーは20号ソロホームランを放った山川や久々出場の髙松などが出場し、一時は2-1と逆転しましたが、相手の反撃を抑えることができず敗北となりました。

西武の試合運びには目を見張るべき改善点があります。序盤の好機を掴むために先発陣とリリーフ陣の安定感を欠く現状に疑問を呈さざるを得ません。試合が進むにつれ力尽きる陣容は、制度の欠陥とも言える選手層の薄さに起因します。また、無得点に終わる満塁のピンチからも分かるように、打線の集中力不足が露呈されています。西武が競り勝つためには、打撃陣の打力の向上、ベンチの戦略的判断力の強化、そして投手陣のより長いイニングにわたる安定した投球が不可欠です。この時こそ、選手に目標意識を植え付け、試合を通じて一貫した調和を持つことで西武のブランドを取り戻すべきです。

プレイヤーとスタッフ全員が積極的に努力しない限り、勝利の美が遠のくのは明白です。

ネットからのコメント

1、打たれた山田は責められないですね。今季が初めての1軍で春から頑張ってきて勝ちパでも投げてくれてましたし。が、問題はやはり7回でしょう。1アウト満塁で炭谷に打たせ、夏央に村田を出す采配。松本下げたのだから炭谷である必要はないし犠飛を打てる村田をここで出すのが普通だと思います。1点を取りに行くようには見えませんでした。9回は粘りましたが結果1点差であることを考えると7回の攻撃がターニングポイントだったと言えるでしょう。

2、結果7回のチャンスで炭谷そのまま行かせた事が全てだと思う！その裏守備から古賀に交代と本当に采配の意図が分からないし、炭谷は今日ヒット打ったが、それまで19打席ノーヒットだった選手の打撃に期待するなんて、常人の采配ではないと思ってしまう。ファンが思う事って選手も同じ様に思ってないのかなぁ？そしたら、この勝負勘の無さは監督の求心力もなくなるよね。まぁ、炭谷も初球マン振からの簡単追い込まれ、三振とか最近ずっとこんな感じで、情けない。

3、7回表の1アウト満塁からの攻撃、悔しすぎてというか、何回か見返しちゃったけど、銀さんに代打を出さなかった謎、ボールからボールのスライダーに手を出して追い込まれて打ち取られる銀さん、並行カウントで上沢さんが首振ったのでストレートの可能性高いなと素人でも感じたのに、変化球なら仕方ないと割り切って手を出すことができなかった村田くん、もう…もう…ここだけではないけどもさ…頼んますよ…

4、7回の1アウト満塁で得点できなかったことからゲームの流れが変わってしまいました。代打は三振、捕手を代えて被弾では踏んだり蹴ったりでした。ゲーム終了後のネビン、デービスの表情が抜かれていましたが、相当ストレスを溜めていそうで心配です。一方で、浜屋は連夜の好投。デービスの9回2ランは素晴らしかった。次カードロッテには勝ち越してください。