大相撲の木瀬部屋で、力士間の暴力事案が発生しました。この問題は11月7日、九州場所宿舎で加害力士が仲間の幕下以下の力士から財布の現金を盗まれたことを確認し、その力士の顔面を少なくとも5〜6回殴ったことから始まりました。木瀬親方は、被害力士にも落ち度があるとして協会への報告を怠りました。11月10日に匿名の情報で事件が発覚し、臨時理事会で木瀬親方の年寄への降格処分が決定されました。
加害力士は過去に暴力をふるっていた常習性があるとされ、引退届は受理済みです。木瀬部屋では2022年にも違法賭博事件で力士2人が処分を受けており、過去の問題も抱えています。

事件の背景には、力士間でのコミュニケーションの欠如と親方の報告義務の不履行が浮き彫りになっています。木瀬親方が被害力士の落ち度を理由に報告を怠ったことは、相撲協会の信頼性に大きな影響を与えました。まず、相撲協会は力士間の対話を推進し、安全な環境を確保することが急務です。次に、報告制度の強化を行い、未然に問題を発見する仕組みの構築が必要です。さらに、親方の教育と倫理規定の見直しを進め、公正さを取り戻すべきです。暴力沙汰が相撲界に影を落とす今、相撲協会が毅然とした対応を示すことで、スポーツの公正性を守ることが求められています。
この現状は、伝統的な努力と誠実さの価値を再考する機会でもあります。
ネットからのコメント
1、日本相撲協会はもはや何も出来ない一部幹部だけのグループ運営組織。八角体制以前から問題があったけど、今の体制になってからも問題続出している。そんな興行組織に天皇杯やら内閣総理大臣杯等を与え、NHK独占放送って編だと思う。各部屋の問題もつるし上げられる部屋とスルーされる部屋があるのは問題。二所ノ関部屋の問題はたくさんあるのに、何のお咎めも無しに、横須賀まで昇進させている。親方自体も問題だし、協会や部屋の健全化にすることが何よりも大切。白鵬問題やモンゴル勢の暴行事件等や薬物や飲酒絡みの暴行等数え切れないだけの問題が多すぎる。事件化しなかったものを含めても何故このような興行が国をあげて応援や支援しているのだろうか?大相撲は面白いけど、問題が多すぎるのは何とかしなくてはならない。
2、もうねぇ、協会だけに任せておいたら何の解決にもなりませんよ。次から次へと繰り返されるだけです。ましてや八角さんでは改革は無理だと言う事はもはや証明されてるでしょう。
所轄の文部科学省は協会任せではなくて直接改革に取り組んでもらいたい。
3、木瀬部屋だけじゃなく二所ノ関部屋も議題に上げないとね。横綱がいる部屋だからは関係ないと思う。
4、木瀬部屋は、記事にもある力士の違法賭博問題もあったけど、それ以前に本場所溜席の「維持員問題」で木瀬親方が関与していたという事で、部屋閉鎖→数年後に再興という事もあったし、再興の後ろ盾だった北の湖さんも既にこの世にいない訳だから、再び厳しい処分が出てもおかしくないかも。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bf9e781ac23e2d2331d330bce993854a5abb1fa4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]