アウンサンスーチー氏は、ミャンマーの民主派指導者であり、2021年のクーデター後に拘束され、以来情報が得られず健康が懸念されている。スーチー氏の次男、キム・エアリス氏は、数年にわたり連絡が取れず、母親が生きているか不明だという不安を訴えている。彼は母親への接触も許されず、多くの外国政府が疑念を抱いているミャンマー総選挙が今月開催されることを批判する中、選挙がスーチー氏の状況改善につながることを期待している。
軍政が母親を釈放する可能性についても言及し、国際社会に圧力の強化を求めている。

スーチー氏の現在の状況は、ミャンマーの軍事政権が国際規範や人権を無視していることを痛感させる。拘束の長期化に対する情報不足は異常であり、これは人権侵害と見なされるべきだ。民主主義と人権尊重が欠如している体制への批判を強め、透明性の欠如が問題の本質である。具体的な解決策として、国際社会は一丸となってミャンマー政府に対して強力な圧力を加え、監視団の派遣による選挙の公正性の確保、そして拘束中の政治家への人道的措置を求めるべきだ。価値観の対比を通じて、民主主義の尊重がいかに国際社会にとって重要であるか再認識する必要がある。この状況を放置すれば、正義と人権はさらに損なわれるだろう。国際社会の行動が求められているのだ。
ネットからのコメント
1、スーチー政権(国家一等顧問代表格)の時に、スーチーはあれだけ批判していた軍部の連中と同じように旧軍閥派を粛清したのを日本のメディは全く報道していないからね。やった事をやられたという意味では、正義の錦の旗というのはいつだって勝てば官軍なのよね。一路一帯、スーチーが6000万円超の金をドル建てで受取り、金塊10キロを受け取っていたりと。国連が機能せずにいた事が一番明るみになったのは、ある意味でスーチーという存在だったのかも。
2、家族からすれば安否が気にかかり不安であることには同情出来ますが、90年代、民主化希望の星としてカリスマ性を帯びていた存在でしたが、実は少数民族への差別主義者であり、他者に耳を貸さない独断的権力欲など、諸々が露呈しましたからね。正直いまさら感はあります。
3、ミャンマーに住んだことがある人なら知っていることだが、如何に彼女のニュースが作られたものであるかを、プロパガンダってこんなにも怖いんだということを。全くの出鱈目なニュースがNHKを始めとするメディアで流される日々の怖さ。
そして、彼女こそがミャンマーを停滞させる大きな原因の一つであることを。
4、人道的措置と内政干渉のバランスが難しい場面って多々ありますよね。ミャンマーの情勢は特に複雑で、現政権とスーチー氏の所属する旧政権NLDの対立軸だけでなく、複数の軍閥的な存在がそれぞれ勢力争いをしている内戦の真っ最中。この局面で諸外国が下手に介入しようとすれば、かつてのソマリア内戦泥沼化の再演になりかねない。一方、人道的に問題がある現状を放置するのか、という葛藤もある。この際、軍政でもNLDでもどこかの軍閥でもいいけど、全土を統一できる政府が樹立されればまだ介入の余地はあるだろう。しかし現状では国際社会に取れる手がない状況。冷酷かもしれないが、自国の事はまずある程度自国で解決した上でなければ誰かが手を差し伸べることはできないのではないのかなと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4a3c616c0b4da41a95bea2a062a6a391e53ea1a0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]