元ホテル経営の中国籍の男、グオ・ヤチュアン被告（53）が、富士河口湖町でホテルの客が富士山を望むことを可能にするために、隣地の木23本を無断で伐採し、器物損壊の罪に問われました。事件は2021年12月から22年1月にかけて発生し、その後グオ被告は海外に逃亡。起訴内容を認め、「コロナ禍で経営が厳しく、衝動的な判断だった」と供述しました。

甲府地裁は「悪質な犯行」としながらも反省の態度を考慮し、2023年18日に懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

今回の事件は、個人の利益が公の秩序を侵犯する典型的な事例です。現状は、経済的なプレッシャーが動機として語られていますが、黙認できるものではありません。木の伐採は、土地所有者の権利を侵害しただけでなく、環境破壊に繋がる行為でもあることは明白です。まずは、地域住民や観光事業者との協力が必要です。敷地外の景観確保については許可制の強化が急務です。加えて、不法行為を未然に防ぐ啓発活動が求められます。最後に、規制緩和が観光業への一般的な支えであるに過ぎない一方で、社会全体の秩序ある発展を優先すべきです。この事件は、個別の欲望が公共の利益と調和しないときの矛盾を痛感させ、その責任は個人の範疇を越えています。

ネットからのコメント

1、反省の態度を見せていると判断した裁判官の目は節穴なのだろう。検察は意地でも控訴して徹底的に争うべきだ。被告は自分たちの状況が悪くならないように温情を求めているが、あくまでそれは自分たちのためであり、日本国籍取得も同じこと。被害者にとっても、日本全体にとっても、被告が日本に在留するメリットはなく、司法でも温情をかける意味がない。厳しい判決にしたうえで自己中心的行動に報いを受けさせるのが当然だと思う。

2、『損害は高額』って言う割には執行猶予…。その損害を既に賠償してて被害者の刑罰意識が低かったらわからないではないが、確か被害者は存在に恐れてて国外退去を望んでたんじゃないのかな。それを執行猶予でまた同じ土俵に上げてしまうって、本当に被害者の事を考えてないよね…。

3、この様な判決ですが、情情状酌量でいいのでしょうか？高額な弁護料払って大人しく反省しているふりするアドバイス受けて初犯の一般的な日本人とは違う気がするのですが？これを機に我が国の法律を無視して一儲け企む不正外国人はわんさかいて、この程度ならなんでもアリと思う輩が我も我もと出て来そうで正直疑問です。この程度の裁判は控訴はできないのですか？本来なら国外追放してほしいです。

4、執行猶予が付かなければ収監後に強制送還だったのに忖度しすぎです。被害者の気持ちを逆なでする判決です。外国人犯罪が増える一方なのに甘すぎる。