現代の日本では、育児中の母親の約8割が働いており、特に2004年から2024年にかけて、働く母親の割合は大きく増加しています。具体的には、働く母親は2004年には56.7%だったのが2024年には80.9%となり、共働き世帯が主流となっています。過去、専業主婦世帯が主流だったものの、今後専業主婦を希望する女性は減少傾向にあり、2024年には約20%にまで下がっています。
一方で、家事や育児に関する時間配分を見ると、共働き世帯では男性も家事や育児に関わる時間が増えていますが、依然として女性が担う負担は大きく、仕事と家庭の両立において改善の余地があることが示唆されています。
現代では女性の希望や適性に応じた多様な働き方が可能になった一方で、依然として課題が残っている状況です。
育児と仕事を両立しようとする母親たちにとって、現状は依然として多くの負担が伴います。共働きが増加したとはいえ、家事や育児の負担が女性に偏りがちな現実は見逃せません。男性も家事や育児に積極的に関与する必要がある中で、まだ十分な意識改革が進んでいない現状があるのです。
さらに、働く母親たちは社会的支援をより強化する必要を感じているはずです。育児休暇の充実や、家庭内でのパートナーシップの改善は急務です。
また、社会制度としても、子育て支援のための新たなシステムや、フレキシブルな働き方を促進する取り組みが重要です。
この現状を変えていくためには、教育や政策、そして社会全体の意識の変化が不可欠です。家庭内だけでなく、社会全体で支える仕組みが進むことで、女性の負担が軽減され、より多くの選択肢が現実のものになるでしょう。
ネットからのコメント
1、もし夫に十分な収入があったら、この割合はどうなるのでしょうか。今世帯収入の中央値が400万円代といわれています。半分の家庭が400万円代ということです。これでは専業主婦を望むことはできないですよね。もし30歳で1000万円の収入のある男性と結婚できるなら、どうかわりますかね。本当に女性は皆仕事をしたいと考えているのですかね。
2、絶対ほんとはもっと専業主婦になりたい人多いよ。正社員で働いてる人もパートの人も。男の人だって専業主夫になりたい人聞いたら絶対これより多いよ。専業主婦になりたいって言えないような世の中の空気にされたから本当のことは誰も言えないよね。
3、子どもの年齢によるでしょう。
専業主婦願望があっても子どもの手がある程度離れてもなお専業主婦でいたい人の方が少数派では。子どもが小さいうちは自分の手で育てたいという母親として当たり前の願いすら叶えられないのが今の日本。
4、私なら専業になりたいですね。本音でいうと仕事と家事の両立は体力的にしんどい。更年期になると更に帰宅後の料理はかなり辛い。ご飯を作ってくれる人が居るなら正社員共働きできるかな。私は非正規公務員で充分(もっと稼いだ方が良いのは承知)。40過ぎても体力に自信がある方、仕事が好きな方は尊敬しますが自分には無理。自分が倒れない程度に頑張ればいい。今の若い女性は65歳までが正社員で頑張るのだろうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/25b4c787466741f6af505958c309ebae796ec6f9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]