【事件概要】
2025年7月、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が公開10日間で興行収入128億円、観客動員数910万人を突破し、前作「無限列車編」の404.3億円超えを視野に入れる快進撃を見せた。原作漫画『鬼滅の刃』は2億2000万部以上を売り上げ、印税は推定100億円超。
作者・吾峠呼世晴はアシスタント経験なしの“素人”からスタートし、試行錯誤と挫折を経て連載デビューを果たした。彼女の作品と人柄は国内外に強い影響を与え、世界的な評価を受けている。
【コメント】
ここにあるのは、奇跡ではなく徹底した努力と執念の物語だ。漫画業界においてアシスタント経験すらない“素人”が、世界的作品を生み出すに至るまでの道のりは決して華やかではない。吾峠呼世晴がデビュー前、何度もネーム落選を繰り返しながら、家族の支えを受けて立ち上がり続けた事実に、深い感動を覚える。
「連載が取れなければ辞める」と覚悟を決め、重すぎる設定を削ぎ落とし、編集者の助言を受け入れて形を変えた末の成功。これは、才能よりも学ぶ姿勢と諦めぬ心がいかに重要かを証明している。
私自身もかつて夢を追う中で自信を失い、立ち止まった経験があるが、その時このような話に出会えていたら、もう一度挑戦する勇気を持てたかもしれない。
誰もが始まりは素人であること。そして、一歩踏み出すことで道が開けるということ。吾峠氏の軌跡は、挑戦をためらうすべての人への力強いエールだ。
ネットからのコメント
1、次回作を読んでみたい気持ちはもちろんありますが、鬼滅の次というのは作者ご本人もとても覚悟のいることなんじゃないだろうか、、と思う。メディア通してでしか作者の人物像窺い知れないですが、とても謙虚だし物事を俯瞰して捉えられていて、ある意味ギラギラした欲望を感じない方に見えるので、もしかしたら次はないのかも。。なんて風にも思う。「鬼滅の刃」という素晴らしい作品を世に送り出してくれたことに感謝です。何度も読んでも、私はなぜか漫画版を読むと泣いてしまいます。
2、大人気で品薄騒ぎになっている漫画がある、と友人から聞いたのがきっかけでファンになった者です。最初に単行本を1巻読んで、子どもたちと共通の話題が作れたらそれでいいや…くらいのテンションで読み始めたのですが、子どもたちより私がどハマリ。
品薄でなかなか買えないのを待ちながら買い続けて読了しました。本作の一番の魅力は、鬼を単純な悪者にしないこと。ほとんどの鬼に深い来歴エピソードが与えられていて、「倒せてよかった!」だけで終わらないところです。こういう物語に子どもたちが熱狂するのなら、日本の未来は明るいんじゃないか…?(ちと大げさかw)と思わせてくれる作品でした。ダラダラ続けずにちゃんと終わったところにも好感。出版社としてはドル箱作品を手放したくなかったでしょうが、「素人」だからこそ終われたのかもしれませんね。ワニ先生、ありがとう。無限城での決戦、楽しみに見届けたいと思います。
3、吾峠呼世晴さんはどんな方なんだろうと考えてしまう。今この生きにくい世の中に光を与えてくれるアニメだと思っている。私自身障害者の次男がいて、なかなか辛いこともたくさんあるけど、鬼滅を見ると炭治郎とその仲間、柱達に励まされてる。命、家族、友人、かけがえのないこの日常に感謝しなければと思う。鬼滅の刃というアニメを作ってくれて、本当に感謝しています!続編も楽しみにしています。
4、コミックスの印税で100億円は凄いがそもそも2億部売れているのだから当然で、それよりも映画化による収入がほとんど無い方が問題。これは漫画原作の映画化には作者への著作権支払いが無いという構造的な問題がある。テルマエロマエ映画化で大ヒットしても、作者のヤマサキマリ氏には一円も入らなかったらしい。それでそれはおかしいと申し立てて漸く、わずか100万円が支払われたそうだ。映画の興行収入が58億円だったにも関わらずだ。本来なら吾峠氏は100億円どころか、その倍の収入があっても何ら不思議では無いのだ。ハリーポッター作者のJKローリング氏の資産は吾峠氏とケタが一つ違う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/192cb49429d1d7aac0557d987fe3233b043d6092,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]