7月の参院選で大敗した自民党の元参議院議員、武見敬三氏が、テレビ番組「ビートたけしのTVタックル」に出演し、躍進した参政党について語った。武見氏は、参政党が自民党の弱体化により議席を獲得したが、日本の将来像に関する合意を背景に成長したわけではないと指摘し、参政党が一過性の存在になる可能性があると述べた。同時に、参政党の党首たちが賢く政策を練り、支持基盤を広げることができれば、さらなる拡大も可能であるとした。
この状況は、日本の政治の不安定さと新興勢力の出現により、制度の欠陥が露呈していることを示している。参政党の躍進は、既存の大政党の無策が招いた結果であり、政治システムが国民の声を十分に反映していないことが明らかである。まず、既存政党は国民の多様な意見を取り入れ、政策の柔軟性を持たせるべきである。次に、政治教育の充実を図り、国民が自らの力を行使できるようにする必要がある。また、政治的透明性を確保し、国民の信頼を取り戻すことが求められている。既存制度が国民の不満を招いた一方で、新興勢力がその隙を突いて支持を集めたことは、日本の民主主義の質を問うものである。現状を見据え、真剣な改革が急務である。
ネットからのコメント
1、自民党が結党時に目指した保守政党であったならば参政党も日本保守党も生まれることはおそらくなかっただろうつまり、これらの政党の党勢が拡大したのは国民が自民党を見放した結果起こったこと武見さんはやはり国民が見えていない落選して当然だなと思う
2、武見氏は東京選挙区で参政党に敗北し、国民から信任を得られずに引退した人物。そのような立場の者が、国民の支持を得て議席を伸ばした新興勢力を「一過性」と断ずる資格はない。参政党の「日本人ファースト」という理念は単なるスローガンではなく、日本人の生活・雇用・治安・文化を守り、国家の持続可能性を優先する現実的かつ切実な政策方針である。近年、自民党が推し進めた移民政策は「多様性」や「人手不足解消」の美名の下で拡大し、治安不安や社会保障負担の増大、地域社会の分断を招いた。国民が参政党に票を投じたのは、自公政権の移民政策及び媚中政策への不満、日本人への尊厳、英霊を軽視する政治に対する怒りの表れだ。参政党の躍進は偶然や「自民党の崩壊の余波」ではなく、国民の明確な意思表示である。敗者が勝者を軽視するのは民意を無視した傲慢な態度であり、国民の声を真摯に受け止めるべきだ。
3、一過性のものでも参議院では、少なくとも10数名の勢力が6年間存在する。せっかくだから、尖閣、竹島、北方四島などの領土問題や中国共産党の抗日の根拠、慰安婦問題など、議員としての活動を通して国民ファーストぶりを発揮して欲しい。
4、参政党について、日本のほぼ全てのマスメディアの取り上げる頻度が俄然多くなったが、殆どは懐疑的な見方のモノのように思う。数年前に誕生した政党が、こうまで急速に躍進を遂げるとは凡人の自分としては驚いたが、それでも参院選では、本来、自民党の核心的岩盤支持層であるはずの保守層の多くが自民党に愛想を尽かし参政党乗り換えたとも謂われるから、この党の勢いは一過性などでは無いかも知れない。参政党の掲げる「日本人ファースト」がどのようなモノかを見極める必要はあるだろうが、この国の主権者たる日本人を何よりも真っ先に、一番に考えるのは極ゝ当たり前の話では無いのか?だからこそ、参政党は勢力拡大に成功したと考える。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7ce89c9280cb8a3bfdfadb65e1141396ce132ce9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]