中国のロボット企業EngineAIは、同社の開発した人型ロボット「T800」が創業者でCEOである趙同陽氏を倒す様子を映した映像を公開しました。映像では、カウントダウンに続き、T800が趙氏をキックし、彼を地面にひっくり返しました。この模擬戦の目的は、最新のロボットモデルがコンピューターグラフィックスではなく実在するものであることを証明するためとされています。
キックを受けた趙氏は「防具なしで受けたら骨が折れる」とコメントしましたが、無事であることを示すため、笑いを交えて「過酷だ」と言い添えました。

今回の実験はテクノロジーの進化を示すものですが、いくつかの懸念点も浮き彫りにします。まず、ロボット技術の進化が人間の安全性を脅かす可能性があることを示している点です。この映像は一種のパフォーマンスですが、現実の状況では同様の力が人間に対しどのように使用されるのか、その倫理的・法的な基準も問われます。また、安全性の確保という観点からは、慎重な管理が不可欠です。このような事態を回避するためには、1) ロボットの設計段階から安全基準を厳格に見直し、人間を傷つける可能性を最小限に抑えること、2) 事故が発生した場合の速やかな対応を可能とする緊急停止機能の標準装備の義務化、3) ロボット技術者やユーザーに対する倫理教育を徹底し、技術利用の責任を果たすことが求められます。
この問題に取り組むことで、より安全で持続可能な技術の発展に寄与することができるでしょう。
ネットからのコメント
1、これですよ、ロボットを進化させて心配していたのは。これにAIを搭載し、敵に向かわせる。痛いとか可哀そうだとかの感情を一切持ち合わせないロボットは、敵とみなせは子供だろうがお年寄りだろうが容赦はしないでしょうね。一つ言えることはそのプログラムさえ書き換えられれば、そのロボットは容赦なく味方を襲う、ということです。もうこの分野は後戻りしないでしょう。とうとう現実が訪れてしまいましたね・・あと人間が生き延びれるのも何年でしょうか・・次のオリンピックは果たして行われるでしょうか。。それくらいのスピードで進化していくと思いますけど。
2、いかなる目的であろうと、ロボットが人間を蹴る(攻撃する)という動作をさせてはいけない。こういうデモンストレーションをやってしまうと、人型ロボットは危険だということをアピールしていることになる。
3、少し前までこんなにスタイルの良いロボットが現実に動く様になるとは思わなかったが純粋にすごいと思う。
ただ中国製だから戦争や何やら軍事的な事に使う様になるんだろう。そこがロボット好きとしては気になるし心配な所だ。
4、これはマズイです。中国の事だから、人を蹴るロボだなんて軍事利用目的で作られたのでしょう。もし軍事利用されれば、敵国で女子供でも情なく容赦なく効率的に攻撃。しかも身体は丈夫で人間は敵わない。それだけでもマズイのに、人口知能プログラムが完全に人間を敵だと認識するようになれば、本当にロボット対人間の戦争になり、この世界は破滅に向かう。AIは規制がないと人間より頭が良くなると思うし、かなりマズい。考えなしに追いつけ追いこせで開発するのは絶対に人類の脅威になる。前から思ってた。本当にマズいことなのに、「すごーい」みたいになってるのが信じられなくて、この記事自体が平和ボケしすぎている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c5c2303964451a1e18c1ea00afc4f0dc07196152,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]