9月30日、埼玉県川口市議会で、「不法滞在者ゼロプランの着実な実行等を求める意見書」と「外国人による交通事故の防止と被害者の保護・救済措置を国に求める意見書」が賛成多数で採択され、議論となっています。これは在日クルド人が多く暮らす地域で差別的な政策を求める内容で、外国人やその法令遵守意識を悪質と一括りにする恐れがあります。
自民党をはじめ、公明党、日本維新の会、参政党の議員らが賛成し、差別を正当化する発言が見受けられました。反対意見として、共産党や立憲民主党系の議員は、偏見の拡大や市民社会の分断を懸念し、差別を助長する政策に反対の姿勢を示しました。この状況は、議会自身の差別規範の欠如を明らかにしています。

埼玉県川口市議会の今回の意見書の採択は、異常な出来事として批判されるべきです。議会が外国人に対して不当なレッテルを貼り、結果として市民社会を分断することに繋がっています。今回の意見書が示すのは、制度の欠落と、それに便乗した偏見の正当化です。まず、この地方議会の態度には倫理的な基準が欠けており、公平性を欠いていると言えるでしょう。次に、法令の遵守を理由にマイノリティを標的とする行為は、社会全体の偏見を増幅させるだけでなく、結果として治安の悪化につながる危険性があります。
この問題を解決するには、まず第一に、地方自治体における公平性を推進する制度改革が急務です。第二に、事件と属性を安易に結びつけるのを避け、データに基づいた政策の立案を行うことが求められます。第三に、市民への啓発活動を通じて、誰もが平等である多様な社会の実現を目指さねばなりません。こうした対策を講じることで、初めて公平な社会が築かれ、社会の安全と一体感が取り戻されるのです。
ネットからのコメント
1、なぜ不法滞在を「非正規滞在」と言い換える必要があるのか?不法滞在は日本の法律では犯罪とみなす。これが罷り通るのであれば、正規の手順を踏んで入国・滞在されている外国人が馬鹿を見るのではなかろうか。不法滞在を無くすことで、真っ当に生活されている外国人の方々にも恩恵が来る。
2、不法滞在者、オーバーステイ、偽装難民、虚偽の生活保護費受給者などを摘発するだけだから、正規のビザや滞在許可を得ている外国人は何ら心配する事はありません。飲酒運転や無免許運転を摘発するのと同じですからご安心下さい。
3、>非正規滞在者他のコメントでも指摘されているけど、「不法滞在者」という表現をちゃんと使うべき。
この表現では、まともに普通に働いている「非正規労働者」や「非正規雇用」に対する余計な偏見を生んでしまう。非正規労働者は犯罪者ではないですから取り締まられることはありません。左派リベラルは新たな差別を生むことを今すぐ止めましょう。
4、ヘイトでも差別でもない。他国滞在がビザ等で認められても郷に入れば郷に従うだけ。移民はその国が積極的に労働力確保のために進めることはあるが、難民は発生させた国の責務。日本は人口比3%の今の外国人滞在者(観光客を除く)数を上限とした経済発展を目指すべき。埼玉県市議会は正しい判断をしていると評価。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b07cffe9d36c3c1639d1c25f3ed79d21d4ae3720,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]