台風12号が21日午後5時ごろ、鹿児島県日置市付近に上陸しました。中心気圧は1002ヘクトパスカル、最大瞬間風速は25メートルで、台風は東に進行中です。いちき串木野市付近では午後2時半ごろ、1時間に約120ミリの大雨が降り、記録的短時間大雨情報が発表されました。奄美地方を除く鹿児島県内は、あす夕方にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急増する可能性があります。

特に薩摩地方では24時間雨量が最大で300ミリに達する予想がされており、土砂災害や河川の増水が懸念され、気象庁は厳重な警戒を呼びかけています。

台風の襲来は自然の猛威によるものであり、非常に深刻な状況を生み出しますが、これを防ぐ力は我々には及ばない。しかし、事前の警戒や準備、早めの避難によって被害を最低限に抑えることは可能です。事件の背景には、気候変動がもたらす予測不可能性が大きく影響していることを忘れてはなりません。特に線状降水帯による集中豪雨は、現代の気候変化の一端とも言えるでしょう。自治体はハザードマップの使用の推奨はもちろん、避難所の迅速な設営と情報伝達を強化するべきです。また、個人も自主的な避難準備を怠らず、防災グッズの常備と避難計画の確認を頻繁に行うことが求められます。我々は今こそ環境への意識を高め、備えを怠ることなく、安全を確保する責任を持つべきです。

自然の脅威に対して無力であることを嘆くのではなく、共に立ち向かう意思を示すことが必要です。

ネットからのコメント

1、台風って「ゆっくり近づいてくるもの」ってイメージだったけど、最近は線状降水帯とか急な進路変更とかで、まるで地震や雷、火山の噴火みたいに突然やってくる災害に変わってきた感じがしますね。これじゃ旅行なんて気軽に計画できないし、予定を立てる側としては本当に悩ましいです。昔みたいに「台風は何日後に来るから備えよう」じゃなくて、「いつどこで急に被害が出るか分からない」に変わってしまったのが怖いところです。

2、一度台風から熱帯低気圧にランクダウンしたのが復活したということはあっても、鹿児島の西海上で台風化したというのはちょっと記憶にありません日本近海まで北上してきて台風化するという現象は過去に起きたことがあるのでしょうか？これは今年の異常な暑さを象徴している出来事と言えるかもしれませんね

3、こんな台風見た事ありません。今日鹿児島県薩摩川内市の西約90kmの海上の日本で突然台風になりました。

遂に台風が産まれる国になっちゃった。もともと台風まで発達しないと予想した熱帯低気圧が、高い海面水温（27°C以上）の影響で急速に台風化した。これも地球温暖化の影響ですね。怖い。

4、鹿児島市からです。市電も止まり、大渋滞でしたが、何とか家にたどり着けました。鹿児島県民は台風には慣れていて、事前にあらかじめ準備する県民性ですが、今回の台風は突然発生した感じの台風でびっくりしました。16時頃、風雨は勿論ですが、雷も凄く、大人でも恐怖を感じる程でした。最小限の被害で済むことを祈り、願います。