2023年8月19日、NHKの料理番組『きょうの料理』において、女性講師が男性アナウンサーとの会話で「愛の共同作業」といった表現を用いたことが物議を醸しました。この日は「ひんやりフルーツスイーツ」がテーマで、水切りヨーグルトにフルーツをのせる「ヨーグルトバーク」が紹介されました。放送後、SNSではこの発言が過度な親密さを示すとの批判が多く寄せられ、「中年男性が若い女性に言ったら」といったリスクの指摘もありました。
NHKは今後の番組制作に視聴者の意見を反映させると表明しました。
この事件については、鋭い批評が求められます。この発言が絡む異常とは、メディアの性別間コミュニケーションの曖昧さです。女性講師が男性アナに「愛の共同作業」と述べたことが批判を招いたのは、社会的に受け入れられる言葉遣いについての基準が不透明であるがゆえです。また、逆の状況での発言がなされれば問題になる可能性があるという警告もあります。解決策としてはまず、番組制作側が性別に関わらず公平で透明性あるコミュニケーションガイドラインを確立すること、スタッフへの研修の実施、視聴者のフィードバックを積極的に反映させる仕組みの導入が必要です。こうした措置を講じることで、過去の伝統的な価値観の煩悩を乗り越え、公平で安全な放送環境を提供し続けることができるでしょう。
ネットからのコメント
1、ガチガチの報道番組で冗談言うのはダメ(正確性が求められるから)だけど、料理番組って一言一句ガチガチに真顔でやる番組か?逆にそんなのギスギスしてつまらんだろう多少のハプニングも冗談や小ネタを挟みつつ楽しみながらしてる方が見てて楽しいと思う実際の家庭料理って義務感でする料理より、楽しく料理した料理の方が美味しいしな
2、その女性講師の発言は「調理愛(とでも言うのか)」から出た発言のように感じる。「料理ってこんなにも楽しいんですよ」ということを視聴者に訴えたくてこのような表現になったのであって、「オッサンですが」という言葉の返しは、「いえいえ、オッサンだろうが関係ない。一緒にやってみましょう」ということ以上でも以下でも無い。それを「危険性」などととらえる向きこそ、「オマエの頭の中は”そっち”のことでいっぱいなんかい?」と感じますね。
3、いやいや、これくらいどうってことないじゃん!なんにでもケチつけるひとは一定数いるから、気にしたってしょうがない。発言した人の真意を見るべき。あくまで「仲良く一緒にやりましょ!」でしょ?全然問題ないよ。
4、一緒にやることを結婚式のケーキカットに準えて言っただけでしょ?それを「面白い」と思うか「しょーもな」と思うかはともかく、その言葉にイチイチ引っかかるハラスメントパトロールみたいな人が多いのが危ない。ほんと、加減の分からない世知辛い社会になった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/74eab8223cbcfe01e144ab8d178b23252fd81c7c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]