2021年からミルクレープの販売を始めた「Afternoon Tea LOVE&TABLE 表参道」が、SNSで話題となり、その人気が再燃している。特に「フルーツフルーツミルクレープ」が定番となり、月に3000個以上売れる人気商品に。使用されているタピオカ粉の生地と新鮮なフルーツの層が特徴で、価格は約2178円で、20代女性が昼食代わりに楽しむなど、贅沢な一品として定着している。
ミルクレープの人気が再燃した背景には、リバイバルブームや見た目のインパクトが大きい。北海道産ミルクを使った「クリーム系」ミルクレープも進化しており、売上げは2倍以上に。SNS映えする美しい断面のミルクレープが、店の売上げを5倍にするなど、日本発祥のスイーツが再び注目を集めている。
ミルクレープの人気再燃は一時的な現象ではないかもしれませんが、その背景には消費社会の不安定さが浮かび上がります。コロナ禍による飲食業界の苦境から新しいスイーツの需要が生まれ、その結果、高価格帯のスイーツが登場し、若者たちの「自分へのご褒美」文化を支えています。しかし、この現象は社会全体の消費格差を際立たせているとも言えます。
まず、価格が2000円を超えることは、多くの人々にとって手が届かない贅沢品であり、経済的な負担を感じる層にとっては不公平な状況です。
高価格帯のスイーツが流行することは、消費社会の過度な物質主義を強化し、本来楽しむべき食文化が一部の特権的なものになりつつあります。
また、社会が「見た目重視」「SNS映え」によって消費を促進する状況は、本来のスイーツの楽しみ方を歪め、過度な商業主義に走る一因となっています。食事は心を豊かにするためのものであり、商品としての魅力ばかりに注目が集まるのは、消費者を商品に対する無自覚な依存に導きかねません。
これに対して、まずは「美味しさ」や「健康」といった基準での価値観を広め、消費文化を多様化させる必要があります。例えば、低価格でも十分に楽しめる美味しいスイーツを提供し、価格帯を幅広く設定することで、より多くの人が気軽に手に取れるようにすべきです。商業主義が強化される中で、本来の「食」の豊かさを取り戻すために、もっと社会的価値を見つめ直すべき時期です。
ネットからのコメント
1、流行ったり廃れたりしてるものなの?ずっと好きで食べてるんだけど。再燃っていうより、ずっと燃え盛ってる感じ。私の心の中では。ハーブスとか行った時は、絶対ミルクレープ頼んでる。
季節のフルーツ挟み込んでいるの。生クリームともちもちのクレープ生地とフルーツの、まさに協奏曲。妊娠中のつわり明けで、甘いものが食べたくて食べたくて仕方がなかった時、コンビニのもちもちクレープと、ハーブスのミルクレープがマイスイーテスト。おかげで12キロくらい増えちゃったけどさ、
2、確かにミルクレープなんだろうけどケーキに近いですね。何十層にも重ねたシンプルなミルクレープが1番好きですね。ドドールのミルクレープはどハマりして毎日帰る前に買って帰っている時期がありましたね。自分にとってのミルクレープはあれかな!今でも好き
3、今のミルクレープは彩も鮮やかですね。味の面で言うと、個人的にはなりますがプレーンの特に練り込まれていない、普通のミルクレープがシンプルに好きですね。もしフルーツを足すなら、上に乗せてもらう方が良いかもしれません。
4、ミルクレープの人気が再燃してきたのはハーブスのミルクレープが牽引したのではと私は思っております。初めてハーブスのミルクレープを食べた時、美味し過ぎて衝撃を受けました!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6724caed0cf97567ebf8a6179c856eaec3524401,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]