粗品さんの発言が話題となった「女芸人No.1決定戦 THE W 2025」には、日本の芸人界の進化が問われています。粗品さんは初の審査員として、過去の大会を「おもんない」と公言し、「面白くないものは面白くないと言う」と明言しました。このストレートな意見は、審査の透明性と正直さを求める声を受けたもので、「褒めるだけ」の審査に対する新たな評価基準が期待されています。
歴史的に男性が多かったお笑い界で、女性芸人が注目を集めることは「THE W」の役割であり、米朝さんの言葉を借りれば、この大会は女性芸人の存在を「慣れ」を促進する触媒となっています。
粗品さんの率直な発言は、笑いの質に対して正当な評価を求める一歩を踏み出しました。日本の女性芸人がより広い舞台で活躍するためには、ただ褒めるだけでなく、本質的な改善が必要です。まず、審査制度の透明性を高め、客観的な評価基準を確立することが重要です。次に、女性芸人だけでなく、全ての芸人が平等に評価される舞台作りが求められます。そして、視聴者の多様な笑いのニーズに応えるために、幅広い審査員や観客層の参加を促進することが解決策となるでしょう。笑いの世界が進化するにつれ、質の高い芸が評価されることで、社会全体で笑いの価値が再認識されるはずです。正直な笑いの評価がもたらす変革には、さらなる取り組みが必要です。
ネットからのコメント
1、正直おもんないですwだってM-1にしろ他のコンテストってそもそも男女関係なくエントリーできる訳で...そこにも引っかからない連中が女っていう条件のせいで競争率低くなった中で出てくるのがTHE Wの出演者毎年さらっとは見るけどやっぱおもんないwあと何か変な傾向もあってどいつもこいつも変な形独りよがりで設定して笑わせようってのばかりw何が言いたいかというとサンドやチュートリアル,NON STYLEなどに代表される言葉の妙とか会話の妙を基礎に作り込まれたネタやるコンビがほぼ無いのよ。
要は漫才の基本に忠実にしっかり努力と研究に根ざしたネタをやるコンビがいない。結局,見てて寒いなーって思ってチャンネル途中で変えるのが毎年の恒例w
2、THE Wのレベルが低いのは間違いない。そもそも大会の意義がよくわからない。M1はお笑いの賞レースとして確固たる地位を築いたし、R1、キングオブコントもある程度の地位を持ったと思うけれども、いずれも男女の区別なく平等にエントリーできる。ここで女性の上位者、優勝者が少ないのは単にエントリーの母数が少ないだけでなく単純に実力車が少ないからだ思う。そんな中、女性にだけ出場権を与えた賞レースになんの意味があるのだろう?そりゃ他の賞レースで勝ち上がれないような芸人が決勝に残るタイプの大会だから必然的にレベルは低くなる。そういうものを見せることはかえって「女性芸人は面白くない」という全体の評価につながってしまうと思う。女性芸人の中にも面白い人はいるのだから、わざわざ女性だけを切り取った大会などせず、堂々と他の大会で出てくればいいと思う。
3、落語が例に出ているので、言わせてもらうと、男の落語家と同じ話し方をしても違和感しかない。
似たようなことはアナウンサーも同じで、世界陸上で女子アナが男のアナウンサーみたいに力んだ実況をしていたが、これも違和感しかなかった。結局、女にあった話し方の正解が見つかっていないので、みんな苦労しているのだろう。自分らしい話し方で成功した者が出てくれば、その真似から、続く者が出てくる。
4、今年で9回目の開催なのに、賞レースとしての存在感が年々薄くなっている印象しかない。例えば「昨年の優勝者は?」と質問されて即答できる人はどれくらいいるのだろうか?かつてダウンタウンの松ちゃんが著書の中で「女性芸人は天下をとれない」という持論を展開していたのを、この大会が皮肉にも証明してしまっている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d96b1b762ba44dc13a0d93048737735c72860c0f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]