2026年4月から、自転車の交通ルールが厳しくなる予定です。特に注目すべきは、「青切符」の導入による反則金制度の開始です。一時停止を怠るなどの交通違反が確認された場合、注意されるだけでなく、反則金が科される可能性があります。「普通自転車専用通行帯」や「矢羽根型路面標示」に従った安全運転が求められ、違反すると5000円から6000円の反則金が発生することもあります。
特に逆走は事故リスクを高めるため、厳罰化されます。警察によると、自転車事故の約75%が交通違反に関連しており、新制度はそれらの減少を目指しています。

この法改正は、公共の安全を守るための重要な取り組みですが、一方で制度の欠陥が顕在化しています。自転車の交通ルールがいまだに十分に周知されていない現状は異常です。自転車が安全に走行できる環境整備が不十分なまま、違反者に反則金を科すだけでは、実効性に疑問が残ります。まず取り組むべきは、交通ルールの周知徹底です。学校や地域社会での教育キャンペーンの実施、標識や道路の設計改善が不可欠です。加えて、事故を未然に防ぐための車両側の運転注意を促す制度も考慮すべきです。自転車の利用者は、単にルールを守るだけでなく、安全意識を持ち続けることが重要です。これにより、自転車がより安心して使用できる公共の必需品となるでしょう。
ネットからのコメント
1、自転車も取り締まりが必要だが、自転車レーンは整備されておらず、自転車レーンも車道側にあったり、歩道側にあったり、車道が危険だったら、歩道を気を付けて走る?歩行者と共用の信号があったり、それでいて、飲酒運転など、自動車より多数逮捕されている県もある。実施に当たって、充分な準備ができておらず、余りにも稚拙な行政だと思う。
2、最近自転車も乗るようになって、自転車の交通ルールを意識しながら乗っていますが、自転車利用の環境が整っていないと思います。正直こわい場所もありますし、迷うこともあります。もっと分かりやすくなると助かります。
3、日本全国全てに自転車専用の道を作って、安心して走行できるようにしてほしい。自分の住んでる地域は 県境の橋に繋がる道は トラックなど大型車も頻繁に通る。しかも中学校の通学路。登下校の時間になると、車での通行に非常に神経を使う。せめて未整備の道路では融通をきかせてもらいたい。あれこれ罰則を決める前に安全への整備をしっかりしてほしい。
4、道路の端に水色で塗られた部分、自転車用らしいが、車道が狭くて危っかしくてそんなところ走りたくないし、車も恐くて追い越しも出来ない。
もっとちゃんと整備してからルール化して欲しい。また、逆走というが、田舎で歩道も広くて歩行者も少ない場合、どこ走ったってよくないか?と思ってしまう。一部の危険な人のせいで、何でもかんでも反則といわれるのには抵抗を感じる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7a8d0649118e82cf10857702168b8a49f1fa9911,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]