事件概要
8月2日、ベルーナドームで行われた西武対ロッテ戦は、延長12回・4時間34分に及ぶ激戦の末、5―5の引き分けに終わった。西武は8回無死二、三塁の好機を生かせず、9回には守護神・平良が19試合ぶりの失点。さらに延長10回では山田が12試合ぶりの失点を喫した。
チームは7月に5勝16敗1分けと低迷しており、その影響が登板間隔や勝負勘に表れた格好だ。カード勝ち越しは翌3日第3戦に持ち越しとなった。
コメント
延長12回の末に引き分けた一戦は、単なる勝敗以上に、西武が抱える深層的な問題を露呈した試合だった。最大の課題は、監督の勝負勘の鈍化と、7月の成績不振がもたらした投手運用の混乱だ。ブルペンの主力投手が登板機会を失い、試合感覚を失っていた事実は、チームマネジメントとして極めて深刻である。
背景には「勝ちパターンありき」の硬直した運用がある。状況に応じた柔軟な起用、特にリリーフ陣の試合投入タイミングの見直しは急務だ。具体策としては、①投手の登板リズム維持のための計画的な「調整登板」導入、②数値分析に基づいた継投判断システムの導入、③選手主導のフィードバック制度の設置などが挙げられる。
「勝ちを取りこぼさないこと」は強豪の最低条件だ。その原則を取り戻せない限り、“8月反攻”の号令は空虚なまま終わる。現状に甘んじては、またしても無為な引き分けが積み上がるだけだ。
ネットからのコメント
1、8回は思い切ってスクイズをしかけて良かったと思う。下位打線だったし。どうしても負けが込むと積極的な采配ができなくなるので、昨日は監督の采配で負けた印象がある。多分新庄監督ならスクイズを仕掛けたと思う。監督は足や小技をかけてやっていくと言っていたので、その気持ちを忘れずに采配をして欲しい。
2、外野フライ、内野ゴロでもいいって時に決められない選手チャンスで代打出さずに逆転されてから代打って何のために控えがいるんだろう西口監督のこういうところが勝利への執念を感じられなくてガッカリする村田くんが追いついてくれたから良かったものの、勝てた試合を落とした気分
3、8回のノーアウト2、3塁で何もせず点を取れなかった事が全て。貪欲に1点を取りに行かないと、普通なら誰の指示がなくても何とか右打ち、叩きつけてとか犠牲フライとか思うんだけどな。
古賀なんて何にも考えずバッターボックス入ってるんだろうな。強かった時の西武は選手個々が今何をやるべきか分かっててやってたんだけどな。そういう選手に恵まれなと西口采配じゃ厳しいね。動じゃなく静の監督たがらね。
4、勝負勘は前監督を遥かに凌ぐと思っていましたが、負けが混むうちに柔軟性がなくなったと言うか意固地になって来た気がします。決断力のなさは共通ですが‥監督も一回リセットして、守備と走塁だけの児玉、高松、佐藤選手の枠で1人でも出会い頭系で良いから「打者」を入れましょう。打てなければ入れ替えれば良いのですから。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5f1a0b400756c6a69474f75b3531d359d80332a4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]