事件概要:千葉県流山市の「流山おおたかの森」地区は、近年急速に発展し、特に人口増加率が顕著で、2016~2021年には6年連続で人口増加率1位を記録した。発展の起点は、2005年の「つくばエクスプレス」開通と、それに続く商業施設「流山おおたかの森S・C」のオープン。流山おおたかの森駅周辺の開発は、デベロッパーの東神開発が中心となり、商業施設の充実とともに街の魅力を高め、2007年には人口15万5191人から2025年6月には21万4237人に増加した。
流山市の人口増加は、全国の人口減少傾向と対照的な例として注目されている。
コメント:流山おおたかの森の急成長は、単なる鉄道インフラの整備や商業施設の開発によるものではありません。それは、計画的で戦略的な開発が実を結んだ結果です。東神開発が一貫して手がけた大規模な都市作りは、信頼を築き、街全体に新しい息吹を吹き込んだことは明らかです。人口増加の裏には、ただ住むための場所を提供するだけではなく、住民のニーズに応えるために日々進化し続ける都市が求められていることがわかります。このような成功には、単なる建物の数ではなく、地域住民のライフスタイルや価値観に寄り添った開発が重要であり、今後の日本の郊外開発の参考になるべきモデルです。
ネットからのコメント
1、おおたかの森をはじめとしたTX沿線ばかりに光が当たってる陰でかつて千葉の田園調布と呼ばれた江戸川台をはじめ高度経済成長期に開発された野田線沿線の衰退が著しい市内中心部へ向かう流鉄が3両編成から2両編成に減らされたりで同じ市内であってもTX沿線へのストロー効果が起こっている
2、つくばエクスプレス開業以前、このあたりに元々あったのは東武野田線で、営業エリア的にも東武の領域だった。だが、その東武に全くやる気がなく、野田線の流山おおたかの森駅すら全額自治体負担で作られたほど。今頃、関係者はあの時積極的に開発に携わっていれば…と思っていることだろう。
3、流山市民ですが、TX沿線は開発が進んでいますが、それ以外の地域が著しく寂れていますね。初石〜運河あたりや、市役所周辺。特に市役所周辺の見捨てられた感が凄い。交通に関しても、市役所周辺が市内で一番不便って何だよ?って思います。職員さんや議員さん、井崎市長は市役所の不便さに気づいているはずなんだけどね。市役所をおおたかの森に移そうとしているムーブは感じるんだけど、跡地をどうするつもりなのよ?
4、流山って、各社の大規模物流センターが集積してるよね。通販系でもAmazonも楽天も流山に大規模な拠点を設けている。自分も仕事で様々な会社の物流センターとやり取りすることがあるが、首都圏の拠点はほんと流山が多い。それに伴って、従業員の転居だったりも加速してると思うし、必然的に若い人たちが集まるようになってるってのもあると思うよ。
キャッチーにニコタマなんて無理にいわなくても、ニコタマとは成り立ちが違って、普通に産業集積地。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/77244f42d1d8f999304248e4d83744ff61b45780,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]