【事件概要】
2024年7月31日、静岡県伊東市の田久保真紀市長は、学歴詐称疑惑を理由に7月中の辞職を表明していたにもかかわらず、一転して続投の意向を発表。「公約実現のため」と説明したが、これに対して市民や支援者の間では疑問と不信感が広がっている。
市民から支持された図書館建設中止やメガソーラー事業撤回はすでに事実上進展しており、続投の根拠には疑念も。市役所への問い合わせは1200件を超え、業務に支障が出ており、市議会による不信任決議案提出や、議会・市長選の可能性により最大50日間の政治空白が懸念されている。
【コメント】
学歴詐称という基本的な信頼の破綻にもかかわらず、その責任を果たさずに続投を選ぶ市長の姿勢は、市民軽視の極みだ。図書館中止やメガソーラー撤回を「使命」と語るが、それらはすでに停止・決着済みの案件。にもかかわらず、あたかも今後も重大な政策を遂行するかのように装う姿勢は、事実を歪めた政治的演出に他ならない。
本質的な問題は、責任ある立場の者が「信を問う」ことを避け、特定の支持層に頼って議会や市民の声を無視する政治構造だ。
このままでは市政は機能不全に陥り、地元企業の経済活動や行政サービスに深刻な影響を及ぼす。
解決策としては、①市長の即時辞任と信任を問う選挙の実施、②第三者機関による疑惑調査と市政の透明化、③市民対話型の政策立案機構の設置を早急に進めるべきだ。
「信頼なき正義」は、正義ではない。たとえ一部に支持されようとも、民主主義の根幹を揺るがす手法は、断固として否定されねばならない。
ネットからのコメント
1、市役所の職員との連絡もままならないと言います。実際、市役所には田久保市長が続投を表明した翌日、約1200件の電話やメールの問い合わせがあり業務が滞っていると言います。人口約65000人の市役所に約1200件の電話やメールの問い合わせ。この中に伊東市民以外の苦情は何件なのか?おそらく、ほとんどでは?これの対応により負担を強いられるのは市役所職員で有って、田久保では無いということを認識した方が良い。
2、あらゆる事業において利害は発生します。メガソーラー計画が推進されることで損害を被る人が、反メガソーラーを掲げる人を支援するのは至極当然です。
しかし、地方自治の権限を有し、市民の代表者となる市長職に就く人には、社会規範を遵守する倫理道徳観が求められます。この点、今回の騒動における現市長の一連の言動は反社会的であり、欠格者と言わざるを得ません。伊東市民は現市長に退場いただき、新たな市長の下で、メガソーラーの是非を議論すべきではないでしょうか。
3、辞職撤回理由として挙げている図書館新設問題については、地域住民へ補償金を支払い済みなどで今更「返せ」とは言えない、メガソーラー開発問題については前市長の時代から問題視されていて既に計画はストップしている。国会議員の高市早苗氏同様だが、自分が不利になると強弁したり言い逃れしたりする傾向は、本当にその人物の性格の本質を表していると思う。
4、とにかく新図書館もメガソーラーも田久保が言っている事実はまったくないです。メガソーラーも詐称の段階で田久保ができることは何もないですし、何もしなくてもメガソーラーは作られません。新図書館も田久保は復活しつつあるとか言ってましたが、まったく意味がわかりません。市の事業ですよ?入札も中止になって、今後、田久保本人が市長なのですから、田久保が建設すると判断しない限り、復活なんてする訳ない。
おそらく、自分が居ないと、新図書館もメガソーラーも反対勢力によって建設されてしまうという陰謀論、いわゆる真っ赤なウソをついていて、辞職しない理由にしているのです。市民の皆さんには、この点を良く理解していただきたい。田久保の言っていることは、全てと言っていいほどウソだらけです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4acdbe7222f70f6da317eb41b11dfcc305cc4ebc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]