中国の王毅外相は、ドイツのワーデフール外相との会談で、高市総理の台湾有事に関する国会答弁を批判し、日本が過去の侵略の歴史を十分に反省していないと主張しました。この発言は、台湾問題に対する中国の立場を説明した上で行われ、ドイツからも支持を得ることを目指しました。ワーデフール外相は「一つの中国」政策を堅持する立場を表明し、経済や貿易の協力深化を望む意向を示しました。

また、両外相はウクライナ情勢にも言及し、中国が和平に向けた建設的役割を果たすことを再確認しました。中国としては、日本への圧力とともに国際支持を得る意図がうかがえます。

今回の外交的応酬は、世界が抱える複雑な歴史認識の問題を再び浮き彫りにしました。中国の主張には、過去の歴史に対する反省の欠如を指摘することで国際的な圧力を強める意図があると考えられます。しかし、国家間の歴史認識のずれがどのように国際関係に影響を及ぼし、その解決に向けてどんな取り組みが可能なのかについては、深く考える必要があります。まず、一方的な非難を超えて、歴史的事実を共通の基盤としつつ協議を行う場を設けることが重要です。また、学術的な交流を通じて歴史教育の共通点を探る試みも有効です。加えて、多国間フォーラムを活用し、歴史解釈の平和的共存を目指す枠組みの強化が期待されます。

国際社会の公正な評価に基づく価値観を共有できれば、対立を解消し、より持続可能な関係構築に繋げることができるでしょう。

ネットからのコメント

1、このＴＢＳの報道は全て中国側の発表に基づくもので、ドイツ側の発表は一言も含まれてない。話の内容が我々日本に関わることだけに、一方的に中国側情報だけを垂れ流すＴＢＳの報道は日本の世論をミスリードさせ、有害だと思う。今回の問題で中国の習近平政権が狙っている一つが日本国内の世論の分断。高市政権への日本国民の反発を起こさせ、日本国内を混乱させた上で、中国に媚びて従う政権を作り出すのが習近平の狙いだ。ＴＢＳはその思惑に協力しているように思えてなりません。

2、＞ワーデフール外相は「ドイツ側は一つの中国政策を堅持しておりこの立場は変わらない」と応じたということです。何でドイツ側の報道は引用しないんでしょうね。どこもかしこもレアアースとウクライナの話ばかりで台湾の話題はほとんどスルー。数少ない触れてる記事は、以下の通りでした。＞ワーデフール外相は、現地では台湾の領土問題や日中間の紛争といった論争を呼ぶ問題について、過度に批判的な言葉遣いを控えた様子だった。

月曜日の記者会見では、台湾海峡の自由な通行が世界貿易にとって重要であるという一般的な見解を述べ、現状変更は平和的かつ合意に基づいてのみ行われるべきであると強調した。＞もともと同外相は中国の対台湾姿勢に批判的で、10月に予定していた渡航を実質的にキャンセルされるという非礼をくらってます。レアアースで折れたとも言えますが、もろ手を挙げて賛成というわけでもないかと思います。

3、そう言われる筋合いはない。日本は植民地支配の過去を反省し国際法や人権条約を重視し、人権と法の支配という普遍的価値を守る姿勢を貫いて国際社会に貢献してきた。国際ルールに則り力による現状変更には断固反対する。この基本姿勢は揺るがない。歴史から得た教訓を投げ捨てることはしない。 国際ルールを無視する政権を放置し批判を避ける曖昧な態度も改めて、世界から尊敬され中心で咲き誇る国への脱皮をした。従い新疆ウイグルでの深刻な人権侵害疑惑についても国連人権高等弁務官事務所が拷問・強制労働・強制不妊などの可能性を指摘し、調査を求めているのだから、「内政干渉だ」と拒否を続けずに素直に応じるべきである。

これも面前で直接、高市首相から指摘したとおりである。

4、YouTubeで見ましたがドイツが橋か高速建設を中国に頼んだらしいけど、間もなく崩壊してしまい、ドイツ側が何で日本に頼まなかったなど流れてましたよ。どこもかしこも信頼を心にし上部だけの外交この時代にとって高市さんの言葉は必要だった少なくとも日本は信頼がありの外交上部だけの外交してる国は多いと思う