広陵高校は、2025年の夏の甲子園での出場を辞退しました。理由は、野球部内で発覚した2件の暴力事案にあります。1件目は今年1月、当時2年生部員による1年生への暴力で、3月に高野連から厳重注意を受けました。これがSNSで拡散され、広陵高校の出場判断に疑問が投げかけられました。さらに、試合後、別の暴力事案が新たに明らかになり、炎上しました。
学校側は、選手や教職員の安全を最優先し、苦渋の決断で辞退を決定。保護者会では約250人が参加し、監督は協力を求めましたが、質問が一切出ず、会は約30分で終了。現在、監督は指導から外れ、調査が行われています。
広陵高校の甲子園辞退は、社会的に大きな波紋を呼びました。学校側の対応は遅く、状況が悪化してからの辞退は、学校と高野連の危機管理の甘さを露呈しています。暴力事案が複数回にわたり発覚したことは、学校の指導体制に深刻な問題があることを示しています。社会の目は厳しく、学校は徹底した調査を行い、再発防止策を講じる必要があります。具体的には、部活動に対する監視体制の強化、指導者の再教育、そして保護者や地域社会との透明性のある連携が求められます。甲子園の舞台に立つことができなかった選手たちの無念は計り知れませんが、これを機にスポーツ界全体での暴力根絶に向けた取り組みが進むことを期待します。
ネットからのコメント
1、これほど大ごとになり、甲子園を辞退するほどになった事案の保護者説明会で、誰1人質問をしないことが既に異常だと思うのだが。学校、校長、監督の方が立場が上かのような、田舎の閉鎖的な圧力を感じる。保護者としては自身の子供が、被害者と同じように暴行の対象にならないように、声を上げられなかっただけなのではないか。
2、「監督は『学校の理事長、校長を中心に運営をしていくことに協力してほしい』と(発言)。(保護者に)『何か質問があれば何でも申して下さい』と伝えたら、誰一人質問の手が上がらず、(保護者が)我々の意に同意をしてくれている様子がうかがえた」ってあるが、事前に質問しないように言ってるんじゃないの?これだけネット上で色々言われてるのに、保護者から何も質問がないとは思えない。もし本当に保護者が質問してないのなら保護者もどうかしてると思う。
3、質問がなかった、と言っても全員納得したのでしなかった、何か言うと後が怖いからできなかった、保護者は全員実態を知っていたからする必要がなかった、色々ありますよね。
普通我が子が通ってる高校で暴力や性暴行などの疑いがあれば聞きたいことはあれこれあると思うのですが、何もなかった、ということが既に普通の環境じゃないんだな、ということの裏付けに感じます。
4、誰ひとり異論を唱える父兄がいなかったということは、野球部部には、暴力とかいじめが普段から顕在化していた可能性すらあるね。普通なら関係ない野球部員などの父兄は怒るよね。何もなかったということがこの学校の校風なのかな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/58ec56e9fa9dc7abd01996a6f173d07ad811f19a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]