事件概要:外食価格の高騰や働き方の多様化を背景に、「第3の賃上げ」として注目される企業の福利厚生、特に社員食堂の進化が話題となっています。2023年4月、従業員の食事補助費の非課税枠が月額3500円から7500円に倍増したことを機に、企業導入が加速。キッチンレス型の社員食堂や外部カフェを活用した取り組みが広がり、東京・新木場の「三井リンクラボ新木場2」では、研究者や地域住民が利用できる共同社食が地域の交流拠点としても機能しています。その象徴例として、ボンディッシュ社による提供で、利用頻度向上のために多彩なメニューや非課税枠の拡大が追い風となっています。

コメント:地域活性化と働きやすさ向上を兼ね備えた「社員食堂の持つ潜在力」が注目されていますが、制度の改定や事例の裏には解決すべき課題も潜んでいます。
まず、非常に注目すべきなのは、非課税枠が2倍に拡大されたことで、企業がこぞって福利厚生に力を入れる動きです。
しかし首都圏外や中小企業にはまだ波及していない現実があります。この格差は、制度改定が本来目指す「全国的な働き方改善」の理想に大きく乖離しているのではないでしょうか。現に、大企業が主導するこの変革は、宣伝や競争力の増加に繋がる一方、地元の中小飲食業者を圧迫する可能性も否定できません。
そこでまず提案するのは、1)非課税枠を適用される地域や企業の枠を柔軟に拡張、2)地元の中小企業との連携支援など広がりあるモデルを推進すること、3)税制優遇の拡張を活用した省コスト型のシステム改革の導入。これらが、持続的な制度の活用を見込む上で最も実行可能な手段となります。
豊かな社食が「コミュニケーションの促進」や「職場での活力づくり」に貢献する未来が描かれる一方で、公平かつ全員がその恩恵に預かれる場を作らなければ、空疎なショーケースと終わりかねません。福利厚生を単なる経済競争の道具ではなく、真に働く人々の笑顔を作る基盤とする価値観が求められます。この議論が広がれば、多様な声が反映される社会が築かれると信じます。
ネットからのコメント
1、栄養のある食事を手頃な価格で提供して、社員の健康と活力を底上げする。この発想こそ、日本復活の本質を突いていますよね。単なる福利厚生ではなく、働く人のパフォーマンスやコミュニケーションまで引き上げる仕組みとして機能している点が見事です。無理に賃上げだけに頼るのではなく、日常の「食」から支えるこの現実的なアプローチは非常に理にかなっています。こうした積み重ねが日本全体を強くしていくと考えると、本当に素晴らしい取り組みだと思います。
2、社員食堂は、従業員にとっても嬉しいシステムですね。都心部だと外に食べに行っても、お手頃な価格帯の店は行列に並ぶ必要があり、お昼休憩時間があっという間に終わってしまいます。高い店はすぐに入れますが、ランチに1500円~とかだと、毎日食べるのは厳しいと思います。やはり、お手頃な値段のランチを食べられるという意味では、社員食堂は最強の福利厚生だと思います。社員間のコミュニケーションも促進でき、チームワークの活性化にも効果的だと思います。
物価高の今、より多くの企業が社員食堂を設置すると良いですね。
3、食料品の値上がりが顕著。食料価格が高騰し続け、消費支出に占める食費の割合「エンゲル係数」は28・6%で、1981年(28・8%)以来、44年ぶりの高水準となったそもそも実質賃金も停滞し、食費に掛けられる金額も減っているため、交際費や嗜好品を削りかつ、自炊をしても間に買わない世帯が増えている。しかし、与党は絶対に減税しようとはしないし、社会保険料も今後上げていく方針であれば、財布の紐が硬くなるのは当然。カナダの教科書には日本は失政により経済大国から落ちぶれた国と記載がある程に、失政を繰り返してきた政治の罪は重いと思う。食料品の消費減税は特に低所得者に大きな影響があるので、ヨーロッパのように減税を検討してよいのではないでしょうか。
4、本当に都内で毎日ランチ食べているととんでもない出費にはなります。社員食堂までなくても食事代補助があれば助かりますね。初任給が高騰する中ですが学生食堂でリーズナブルなランチをとっている学生は意外と気にしないところかもしれませんね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a17eb68e615ee7fbd7ce8eae3640d9e31b2b2f51,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]