現地8月16日（日本時間17日）、元RIZINバンタム級王者でUFCフライ級15位の朝倉海が『UFC319』にて2戦目を迎え、同級11位のティム・エリオットに敗北。試合は2ラウンド4分39秒、ギロチンチョークでエリオットが一本勝ち。エリオットの変則的動きに対し、朝倉は打撃で応戦したものの、テイクダウンから寝技に持ち込まれ、動きを封じられた。

米メディアはエリオットを称賛する一方、朝倉には厳しい意見。昨年の初陣での敗北以来約8か月ぶりの試合だが、再起戦を飾れなかった。

今回の試合は、一流の選手がいかに精神的、技術的な試練に直面するかを見せつけた。朝倉選手に対して、米メディアが厳しい評価を下した背景には、圧倒的な技術の差がある。まず、彼の寝技の技術が、UFCレベルでの競争力を欠いている。選手個人としての技術向上が急務であることは明白だ。エリオットの経験値を活かした試合運びは見事で、朝倉選手のプレッシャーを増幅させた。このプレッシャーが彼の動きを硬直させ、試合において最も必要な柔軟性を奪ったのである。

対策として、まずは寝技の防御力向上が必須である。次に、精神面での鍛練を通じ、プレッシャーに動じない心身の構築を図ること。そして、戦略と体力配分の再考を促す。

誰もが悔しみに屈することなく、新たな挑戦を続ける姿勢が持続的な成功につながる。朝倉選手の改善と成長への期待は高い。スポーツにおける失敗は、新たな力と知恵を生む契機へと転じることを期待したい。

ネットからのコメント

1、もはや誰でも出れるようなレベルまで下がりきってエンタメ化したRIZINに出てる程度ではUFCでは勝てないと思う。UFCではアウトサイダーに毛が生えた程度の選手が勝てるはずもなくまっとうな結果だと思う。

2、あっさり負けたから残念、何も見せ場が無かった、明らかにテイクダウン避けてたから、ラウンド中盤しのいで、終わりがけにラッシュって思ってたのかも。まあいずれにせよ負けてた、スピードとキレはあるが、勝つための決定打やフィジカルが相手より劣り、悪い意味で優等生すぎた、勝つためにはもう一つ何かなければ通用しないよな、アメリカントップチームで練習したら全然違うと思うな。

3、結局、ジムがよくない。未来と海が最強のジムにいても、トレーニングパートナーや他の選手が弱すぎる。海外の強者が集まるジムに身を置いて、技を磨くべき。

未来も海も、もっと強くなるし磨かれる。今の環境だと、井の中のかわずなんだよ。

4、セコンド力の差が出ましたねMMAグラップリングを知らない柔術コーチと街のジムの指導員でしかない打撃コーチとファイトキャンプに参加でず直前にシカゴ入りしセコンドINしたお兄さんそして打撃レスリンググラップリングをまとめ上げるMMAのプロヘッドコーチの不在こんな布陣で世界最高峰最高レベルの舞台で勝てるほど簡単じゃない海には断腸の思いでJTTから離脱してほしいJTTは雰囲気は良いかもしれないけど国内団体で戦うならいいかもしれないけど厳しい北米で戦うには限界があると思う堀口や元谷、中村倫也のように海外に拠点を移すべき最低でも平良達郎擁する優秀なコーチがいる日本のジムに移籍すべきJTTはまだ若いジムで悪いジムでは無いけどUFCで戦う選手を育成するには難しい