中国の政治の中心である中南海で、衝撃的な事件が発生しました。今年8月、習近平国家主席の警護部隊と人民解放軍のエリート部隊、第82集団軍との間で武力衝突が起きたということです。専門家によれば、この衝突はクーデター寸前であり、双方合わせて5000人程度の規模で行われ、死傷者は100人以上に達したとの情報があります。第82集団軍は機関銃を発砲しましたが、多くの死傷者は党中央弁公庁警衛局部隊の隊員であると考えられています。
さらに9月、北京に向かう高速道路では、第82集団軍の多数の軍用車両が移動し、示威行為が行われました。これには台湾侵攻に反対する張又侠氏が関与しており、中国の内部では深刻な権力闘争が進行中です。

中国の中枢で発生した権力内の武力衝突は、ただ事ではない。この事件は中国の政治体制に根深い不安定要素が潜在していることを如実に示しています。まず、政府と軍が衝突する事態が生じたという現実は、体制に重大な制度的欠陥があることを物語っています。習近平政権の強権的な支配が内部で抵抗を生んでいることも一因でしょう。権力集中の弊害がどのように現れるか、これがまさにその典型例です。そしてこの弱点を克服するためには、透明性の向上、権力の分散化、そして内部言論の自由を確保することが不可欠です。中国の政治構造がこのような根深い病を治療しない限り、真の安定は実現できません。
現在の事態は、強権による統治が内部分裂を引き起こすリスクを証明しており、制度改革の必要性を痛烈に浮き彫りにしています。中国は自己改革に着手しなければ、未来に向けての大きな代償を払うことになるでしょう。
ネットからのコメント
1、難しく細かいことを抜きにしても、SNSでの反応が双方の国民の違い、心の持ち方まで大きく差が出ているかと思うし、双方の政府にしても同じことが言えるかと思います。日本のオールドメディアは騒ぎを大きくしたいから日中関係の問題ばかり政府に質問するが、総理や大臣は至って毅然とした態度で正論で受け流せる。一方、中国は騒いで日本を非難するだけ。あからさまに余裕がないのが伝わってくる。SNSでも日本人は批判もするが、大喜利という笑いに変えているくらい冷静さを保っている。気持ちに余裕があるのとないのと、大人と子供くらい違うので見ていて滑稽。
2、例の答弁が無かったとしても何かしら難癖をつけてきた可能性が高いと思います。つまり今の状況は避けようがなかった事で、日本社会はいつまでもその発言に拘らず対中国に対する様々な意識を変えていく必要があるのではないかと考えます。
3、これが事実とすると習近平体制は一枚岩では無く支配体制崩壊も有得るという事になる。これまでも側近や外相、国防相、軍の高官解任等火種は有った。台湾進攻反対派がもし、実権握ったら台湾危機も無くなる事になる。高市総理をこの問題で批判する勢力は結果として習近平体制を擁護する事になるのだろう。今後も中国の嫌がらせ有っても日本政府はこれまで通り、迂闊に反応せず、毅然とした対応を続けるべきだと思う。
4、もともと人民解放軍は各軍区で独自の支配体制があるようなことが言われてきた。そのような体制なら中央と極端に思考が違ってくれば反旗を翻すことがあってもおかしくない。このまま習近平体制が現状のまま進めば、軍区ごとに反乱を起こして、軍政になることもあり得るし、過去の中国のように軍閥が割拠することもあり得る。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f10edb6869dda0eebe0b2747df726bf03aa1be42,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]