国土交通省は、高速バスの運行ルールを見直し、出発時点で満員の場合、途中の停留所を通らず目的地に直行できるようにする方針を発表した。この変更は、空港と市街地を結ぶ連絡バスなどを対象に、所要時間の短縮を目指すもの。新ルールでは、満員の便が始発の停留所で出発した場合、途中の乗車停留所を経由せず、最終目的地へ直行することが可能となる。
ただし、他の便の増発が条件となる。また、利用者にはインターネットなどで経路変更を事前に通知する仕組みも導入される予定だ。改正された通達は今月下旬に施行される。
高速バスの運行改善は、運行効率や所要時間の短縮を実現する可能性があるが、適切な後続便の増発と情報提供が重要であり、利用者の混乱を避けるための注意が求められる。
ネットからのコメント
1、合理化だとは思うんですが「増発便を出す」事のハードルはかなり高いのでは、と思います。増発便でどれほどの売り上げを上げられるかわかりませんし、その為の人員確保も必要になります。増発便を出せずに、結局は誰も乗れないのに各停留所に停車するようになると思うんですが。高速バスは原則立ち乗りも出来ませんし、満席で停留所に止まるのは無意味でしかありません。
停留所で無駄に待たないように「満席でこの便は停留所に来ません」という周知を出来ればいい、ぐらいのもう一歩踏み込んでもいいのでは、と思ってしまいます。
2、札幌で言えば、空港バスは始発の札幌駅近辺の人は殆どJR利用で、札幌駅経由が面倒なススキノ近辺から混み始める。ところがJRが止まるとみんな札幌駅のバス停に集合して、ススキノで待ってる乗客は乗れなくなる。まあそれを見越したタクシーがススキノに集結しますが。あれだけは北海道旅行のリスクです。
3、満員で次車に乗ったことありますすぐきました満車から途中下車予定の人 乗り替えでくるし 次車の方が空いていいるので乗り換えたこともあります諸般の条件考慮して国交省も許認可する利用者にとって便利でありがたい
4、空港へのシャトルバスや近距離都市間高速バスなどなら増発も見込んでいるとは思いますが、中長距離の場合は簡単には増発できないと思いますから、果たしてどれだけの効果が見込めるでしょうか。運転手の疲労軽減は、中長距離の方が効くと思いますが。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c0e6d8a15955abeb77989118a95c251c6d9af0ac,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]