事件概要：2025年8月2日、神宮球場で行われた阪神対ヤクルト戦で、阪神が5-1で完勝した。注目すべきは、6年ぶりに阪神に復帰したラファエル・ドリスの投球だ。8回の3番手として登板したドリスは、わずか7球でヤクルト打線を三者凡退に抑えた。37歳のドリスは、メジャーリーガーとしての経験を経て、四国アイランドリーグで再起し、阪神と再契約。

その後、ファームで好成績を収め、1軍昇格を果たした。阪神は守護神・岩崎優を登録抹消し、ドリスを即戦力として起用する決断を下した。

コメント：ラファエル・ドリスの復帰劇は、まさにプロフェッショナリズムの象徴だ。歳月を経て、最盛期を過ぎたと言われる中で、どれだけの努力を重ねてきたかが伺える。その成果がわずか数試合で結果として現れるというのは、まさに経験値の賜物だ。試合で見せた7球の三者凡退は、まるで無駄のない仕事を遂行するプロフェッショナルの姿そのものだ。これにより、懐疑的な声も静まったことだろう。ドリスのようなベテラン選手が、若手の成長を促しながらチームを引っ張っていける存在として活躍する姿を見ていると、ますます期待が高まる。これからのシーズン、彼がチームに与える影響は計り知れない。

ネットからのコメント

1、タイガースがドリス投手を獲得に乗り出すというニュースを読んだときは、ちょっと懐疑的に見いていたけど、いざ本当に獲得したときは、よほど調査を進めてNPBで通用するとの算段だったのだろう。37歳というベテランの域に達したドリス投手が元気にマウンドで躍動する姿は見ていて頼もしい。ピッチングスタイルは6年前とさほど変わっていないように見えるけど、タイガース退団後は紆余曲折あって、色々と苦労と学びを経験したのだろう、その経験を生かして活躍してくれることを期待したい。

2、以前より表情に余裕が感じられるし、投球結果も出している。獲得して本当に良かったと思います。何よりドリス自身、阪神での優勝経験がないので、まだ気持ち的に早いが是非とも味わって欲しい。

3、経験値は間違いなく上がっていますね。球速が多少落ちたとはいえ、コントロールが良くなっています。速いツーシームと落差のあるフォークボールがありますし、上背があって上から投げ下ろすんで角度もあって、打者は打ちづらいと思います。これからも頑張って欲しいですね。

4、以前は独り相撲も結構多かった印象だったんだよね。四球からの失点も少なくなかった。復帰第一戦でも確か一人四球でランナーを出していたけど、この辺は改善されているのかな。ただ球のチカラはそれほど落ちているようには見えない。当時も抑えとしてシーズンを完走していた投手でもあるし、ブルペンの負担を減らす役目としては恰好の存在になるかもしれんね。