国税庁の調査によると、2024年の給与所得者の平均年収は478万円で、正社員の平均給与は545万円、非正規社員は206万円である。一方、dodaの調査では正社員の年収中央値が384万円と公表されており、平均よりも低い。このように、平均年収は一部の高所得者に引っ張られた数値であり、中央値の方がより一般的な水準を示している。

30代の年収中央値は男性480万円、女性360万円であり、年収360万円は標準に近いと考えられる。個々の状況に応じて転職やスキルアップ、副収入を得る方法も検討すべきだ。

年収360万円という数字を見て、焦りや不安を感じるのは自然なことです。しかし、平均年収という数字に惑わされる必要はありません。それは一部の高所得者によって引き上げられた数字であり、中央値は384万円と、あなたの年収に近いものです。この情報によって、不安感が少しでも軽減されるかもしれません。金融のプロフェッショナルとして、私も過去に似たような悩みを抱えたことがあります。その時はスキルアップに専念し、着実にキャリアを築きました。あなたの職場環境やキャリアの展望によっては転職以外にも選択肢があります。重要なのは年収以外の条件や将来的な展望も合わせて考えることです。

リスクを冒す必要がなければ、現職でキャリアを積み、着実に道を開いていくのも良い方法です。

ネットからのコメント

1、年収なんて自分がいくらもら欲しいかから逆算すればいいと思います。1000万以上みんなもらっている業界は医者やパイロット、一部上場企業の正社員だと思いますが、就職の難易度は跳ね上がります。逆に介護みたいに人材不足のところはすぐに就職できても給料が安かったり、仕事が大変だったりします。どの年代においても、スキルや人間関係など様々なものを見直して、何ができるかを考えるのが一番大切だと思います。

2、どこで働いているかにもよるし、30代とはいえ39歳かもしれないし30歳かもしれない。これだけでは判断は出来かねます。東京都や大阪府で年収360万だときついですが例えば島根県で360万だとそれなりのくらしが出来ます。転職しても良いでしょうし、資格を持っていればそれで採用される可能性も有ります。独学で簡単な資格を持っているだけでも企業によっては資格手当も期待できると思います。少ない多いではなく、まずは「ご自身の資産価値(実務経験・資格など)」を高めていくのが肝要です。

3、年収360万円だと、賞与も1ヶ月分ぐらい出ると加算して、ざっくり手取り20万円ぐらいですよね。新卒入社でこの額は低いですが、中途入社3、4年、役職もないのであれば普通に有り得ます。注意することが、前者のようにずっと給料が低空飛行の企業。実際私がそうで、転職した経験があります。そこに勤める従業員を見れば大体分かります。「とりあえずこれでいいや」という人が圧倒的に多いです。そういう会社は転職をお勧めします。反対に現在360万円でも、5年、10年と役職も上がり、給料がデータのように増えていくなら問題ないし、我慢するところだと思います。

4、額面だけ見て人と比較してどうのこうのって考えるのはよろしくないです。今貰ってる額で自分が不自由してるのかどうか、今の仕事自体に満足してるのかどうかトータルで見た方がいい。お金だけたくさんもらえても仕事が肉体的、精神的にきついと続かない。仕事が好きでも、生活できないくらいの給料じゃやっていけない。私も今もらってる額はちょっと少ないなと思ってはいますけど、仕事や人はそこまで悪くないと思っています。

高額報酬をもらうために転職するといってもリスクは高いですし。転職したら労働環境最悪だったとか人間関係最悪だったなんてことになったらいくら給料たくさんもらえても笑えないので。内部事情は入ってみないとわかりませんからね。