北海道札幌市のラーメン店「銀波露 札幌手稲店」が、14日夜に予定していた全国テレビのデカ盛り撮影を"すっぽかし"されたことで、食品ロスの危機に直面しました。このラーメン店は、大量の材料を準備したものの、撮影に来なかったテレビ局により使用されないままとなりました。しかし、店主のSNS投稿により、善意の人々が多く来店し、翌日には全てを使い切ることができました。
この状況について、法律の専門家である弁護士は、テレビ局が「債務不履行」の状態にあると指摘しています。契約は成立していたと考えられ、このような状況下でテレビ局が法的責任を免れることは難しいと言えます。

現代のメディア業界には、視聴者との信頼を築く責任があるはずです。しかし、今回の札幌のラーメン店の事例は、その信頼を軽視した行動が、公共の利益を損ねかねないことを示しています。まず、テレビ局の取材すっぽかしは不誠実で、店側に無駄な負担を強いる結果となったことは明白です。今回の食品ロスの回避は、あくまで店と地域の人々の善意の結果であり、テレビ局の挽回策なしに解決されたものであります。
この事件の本質は、約束の軽視と業界に蔓延する「上から目線」の姿勢です。テレビ局側が店との関係を誠実に維持するためには、次の手段が必要です。
まず、取材の確約を事前に慎重に行い、緊急の変更がある場合は即座に相手に通知する仕組みが必要です。誤った行動に対してはきちんと謝罪し、損害発生時には相応の賠償を行うべきです。最後に、メディアの姿勢を見直し、公共の利益を最優先に考えることが求められます。
メディアは情報伝達の架け橋であるべきで、視聴者との信頼関係を維持することが求められます。この信頼の欠落が招いた結果は、次回の炎上を食い止めるための教訓となるでしょう。
ネットからのコメント
1、元飲食店店主です。芸能関係者の方々皆とは言いませんが、結構多いかも。某有名アーティストの関係スタッフからの電話で、人数に見合わない個室を席だけ予約しておいていつまで経っても現れない…30人程入れる個室を予約して実際に来たのは6人…こんな事が数回続いたので、この某有名アーティストの関係者(本人含む)からの予約は断る事に決めた事が過去に有りました。完全に飲食店側を舐めているとしか思えません。コチラ側としては、一般の方が来客しても有名アーティストが来客しても、提供した物に対して頂ける料金は一緒なので正直言って、どちらも同じ……勘違いしてはいけません。
Y-MのYサン…貴方の所のスタッフですよ
2、この話が本当ならどう考えてもテレビ局側の債務不履行だよね。少なくともテレビ局は取材の為に用意してもらった料理の代金を払い、お店に謝罪するのが当然でしょう。取材をすっぽかしてから、お店に連絡の一つも入れないのは社会人として失格だと思う。テレビ局は番組が違うと言えどもいつも社会における犯罪や不正を追及しているのだから、自らの不見識な行動を看過していては筋が通らない。ラーメン店もテレビ局が白を切るつもりなら、社会に問題提起する意味でもテレビ局や番組名を公表してもいいんじゃないかな。
3、テレビ局の人は「テレビに出してやるんだから、そっちも広告になるんだしタダでやってよ」みたいなケースもあるので、事前によく確認しないとダメなんだよな。うちの店も昔ドラマ撮影に協力してくれと言われてやったことがあったけど、向こうの都合でどんどん話が変わってきて、やっぱり「テレビで使ってやる」みたいな意識があるんだなと感じた。
4、法的なことは良くわからないけど、大人数の宴会予約の無断キャンセルと同じなんじゃないか…ロスが出なかったのは結果論なので、撮影のために準備した食材費くらいは請求してもいいんじゃないかと個人的には思う。
それにしてもいまだにこんなことやってるテレビ局があることに驚きます。行けなくなったなら電話の1本でも入れてあげるのが常識だと思うのだけど…もう少し社会人として常識のある行動がとれる人はいなかったのだろうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/31abd2ca425accb954f65f069801f37e54bc5885,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]