事件概要:物価高対策として政府が推奨する「おこめ券」に関して、鈴木農水大臣は全米販が通常より23円安い1枚477円で販売すると発表しました。この価格は通常の500円券よりも安く、経費率の高さが問題視されている中での調整です。利用可能額は440円で、経費の内訳について全米販は「答えられない」と述べて特別調整した旨を示しています。
もう一つの発行元であるJA全農は、経費を含めた価格を約480円として、1月中旬から販売する予定です。

コメント:おこめ券の価格設定に背後の複雑さが見え隠れしています。通常500円で販売されるのに、実際には440円しか使えないという経費率の高さは疑念を抱かせます。特に全米販が経費削減の具体的な内訳を公開しないことは透明性の欠如を感じさせ、問題の根本を見極める上で障害となります。制度的には、経費の内訳の公開義務を設けることで透明性を向上し、国民の信頼を得ることが必要です。また企業間の競争を促進する環境を整備し、実質的な価格引き下げへ繋げる努力が求められます。最終的に消費者が実感できる恩恵を届けることがこの制度の存在意義であり、そのための実効性ある改修が求められています。社会の期待に応える制度運営が今後の課題です。
ネットからのコメント
1、これだって強い世間の批判があったからこその対応で、何も言わなければ額面の8%程度はJAに利益が落ちていた。これで確かに額面金額には近付いたが、じゃあなぜJAが利益を落としてもお米券を出すかと言えば、お米券を出さなければ今年の米が売れないから。結局はお米券のもう一つの懸念である「米価の維持」と言う方向にメリットを見いだしているんだと思う。現金なら印刷経費も無いし、用途も広い。どう頑張ってもお米券は現金に劣るし、政治的意図も隠しきれない。
2、お米券は止めましょうよ。とにかく庶民はブランド米5kg3000円くらいが納得価格でしょうから、今はなるべく外国産米(某国産以外)やうどん、パスタ、パンなどに代替しているといいますね。そして在庫が残れば自然と安く吐き出してくるのが、市場経済でしょうか。お米券での買い支えは止めて欲しいですねぇ・・
3、おこめ券自体がダメだって言ってるのに、そんなに利益は取ってません、JAの利益減らしましたっていう言い訳自体がズレてるのよ。問題は明らかに高い価格で買い付けたJAと卸のための政策であり、国民の方を向いてないことが問題なのであって、米の価格なんて一回暴落したほうが、より健全な市場になっていいと思うけどね。
私は株や先物で生計立ててるけど、株が暴落したら損失分補填してれるならレバレッジ掛けて強気で買うけどね、そんなアホな話はない訳で。JAや卸だって商売でやってるんだから、需給や価格に左右されて当たり前。農家の生活を盾にして私腹を肥やすんじゃないよこの農水族の大臣は切った方がいいと思いますよ、内閣支持率が徐々に下がってるのこの人が主因だと思う
4、何れにしても額面に満たない金額分しか使えず、全米販や全農は黙っていても収益が上がる構図なので、今回は特別に調整したとか、上段に構えて云えるようなものではないと思います。鈴木農相は何としても大量にだぶついている高価な米をおこめ券によってさばきたいのでしょうが、おこめ券が配布されたとしてもカルローズや古米、備蓄米などに多く使われる可能性もあるので、絵に描いた餅にはならないと思われます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d1cf42f13ff0a38dbd96daf023ca61ace33baa,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]