中国とロシアの爆撃機が日本周辺で共同飛行を行ったことに対し、日本政府は10日に両国に安全保障上の重大な懸念を伝達しました。事件は9日に発生し、ロシアの核兵器搭載可能なTu95爆撃機2機が日本海から飛来し、中国のH6爆撃機2機と合流し、共同飛行を行いました。これに対し、航空自衛隊は南西航空方面隊から戦闘機をスクランブル発進させ、対領空侵犯措置を実施しました。
高市早苗首相による台湾有事答弁が背景にあり、日中間の緊張が高まっています。また、韓国も防空識別圏への侵入に抗議し、国際法順守を強調しました。

日本周辺での中ロ爆撃機の協調行動は、単なる軍事演習とは異なり、示威行為としての性格を強く感じさせます。こうした行動が平和を脅かし、地域の安定に悪影響を与えることは看過できません。まず、日本は自衛隊の即応体制を強化し、迅速な対応力を向上させるべきです。次に、国際社会と連携し、外交的圧力を強化し、中ロ両国に対し透明性ある軍事活動を求める必要があります。そして、地域の安全保障枠組みを見直し、他国との協力を進めることで、抑止力を高めることが求められます。この事件は、安全保障を軽視すればどれほど脆弱になり得るかを示しており、国家の安全保障戦略を再評価し、地域の平和と安定をより強固に守ることが我々の使命です。
ネットからのコメント
1、「高市氏の台湾有事答弁を受け」とあるが、中国は何かきっかけがあれば自国軍の勢力範囲拡大に向けた既成事実積み上げを狙っていただろうから、答弁はもはや関係なく、遅かれ早かれ同様の事態が発生していただろう。むしろ良いきっかけができたと、ほくそ笑んでいるかも知れない。ロシアにしても、中露朝の独裁国家間の連携を強める様々な動きを見せている中、中露の軍事面での緊密な連携を示す好機だと考えているに違いない。高市総理の答弁は余り関係なく、外交的な力学を冷静に分析することが重要。日本としては、日米同盟を主軸に豪州や韓国・フィリピン等の近隣諸国や欧州との連携を強め、集団で中露を非難していくべき。そして中長期的な自衛力の強化を図っていくことが何より重要だと思う。
2、ここで引いてしまうと竹島の二の舞となり、日本は大きな被害を出してしまうでしょう。毅然とした態度を続け防衛力の増強と同盟国との連携強化をして、戦争する口実を与えぬよう慎重な対応をしつつ世界に発信することが重要だと思います。
3、結局「悪だくみ」の時だけ仲間になるロシアに頼ったってことでしょ。
他の国でも頼る度に中国から「お土産」を渡して懐を寒くするだけで日本はデーンと構えているほど中国が焦る構図も日本の対中姿勢や対応力も世界から注目されているだろうから頑張って踏ん張って越えていってほしいです。
4、日本はここで引いたらダメだ!これまでと同様に毅然たる態度で対応をお願いしたい。来年11月には中国で開催されるAPECがある。それまでに中国は自ら沈静化を進めるだろう。国際社会に向けて中国は「日本から仕掛けてきた。日本の策略にはめられないで欲しい」とホラ吹いてるが国際社会は圧倒的に日本を信用している。中国は国内経済も危機的状況の中、メンツの為だけに自ら国際信用を落とし続けている真っ最中です。改めて日本政府は毅然たる対応をお願いします。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/98f35a529c781056ad0ead4cb7f15ccfe40afe17,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]