Googleはブラウザ版GmailにおけるPOP方式のメール受信機能を2026年1月に終了します。これにより、他社が発行したメールアドレスでGmailを利用するユーザーは、メールを受信できなくなる可能性があり、メールサービス各社は早期対応を呼びかけています。対象機能は「他のアカウントのメールを確認」で、独自ドメインや他社のメールアドレスを取り込んでいたユーザーが影響を受けます。

また、Gmailify機能も終了し、スパム対策やカテゴリー分けが利用できなくなります。メールサービス業者は、切り替えやIMAP方式への再設定を推奨しています。

この措置は、一部ユーザーに混乱や利便性の喪失をもたらします。Gmailが提供するサービスの変更は、技術的進化の一環とも言えるが、多くのユーザーを取り残すようなものです。これは、新旧プロトコルの移行を促進しつつも、利用者のニーズを軽視している側面も否めません。まず、Googleは影響を受けるユーザーに対する詳しい情報提供と、手続きの容易化を行うべきです。また、移行に伴う技術支援を強化し、ユーザーの負担を最小化する取り組みも必要です。さらに、他社メールサービスとの連携機能をインターフェース的に改善し、ユーザーエクスペリエンスを維持する努力も求められます。

技術革新は不可避ですが、その進行が個人の利便性を損なうのであれば、より洗練された配慮が求められます。Googleはその影響を深く考察し、スマートな選択を提供する責務があります。

ネットからのコメント

1、この記事に書いてある事が理解できる人は、「今更そんな説明しなくていいよ」と思うはず。理解できない人は、「何が何だかわからない」はず。典型的な矛盾だよな。特に分からない人は、「Gmailが受信できなくなる」とか「パソコンで読めなくなる」とか考えちゃってパニくってますね。多くの人が、メールが出来ればOK…みたいな感じで居るから、突然設定変更って言われても戸惑うし、そもそも必要な情報が無かったりする。でも此の先、こういう事がどんどん起きるんだろうなぁ。日々、簡単便利な環境に慣れてしまうと、基本が忘れ去られちゃって…それが意外と大きなトラブル原因になるんだよね。

2、これまでは、Googleが他のメールボックスをわざわざ見に行ってくれてた。それをやめるという話。これまでは、Google側の設定だけで済んだのが、相手側の設定を変更することが必要になった。

ほとんどのメールサービスは、Googleに転送できるように設定できるハズだが、それが簡単かどうかはサービスによる。そして、それが可能か簡単かの前に、必要かどうかが分からない人がいることだろう。未だに対応していない人たちの多くがそうなのでは？誰かがやってくれて、そのまま放置というような人もいるだろう。最初に設定しただけなら、何かした、頼んだ、ことさえ記憶になくても不思議ではない。

3、ブラウザ版gmailで他メールアドレス(gmailではないもの)を受信する設定はPOPしかサポートされていない、と思っていますが、何人か「IMAPを使えばいい」とコメントしている方がいますね。ぜひその方法を知りたいです。yahooのメールもブラウザgmail画面で一緒に見られて重宝していたので。

4、IT資格を持つ私から、最小次数を目指して説明致します。gmailをスマホでやり取りしてる人は関係無いです。gmailをパソコンのメーラーソフトウェア(Thunderbird、Outlook)で受信してる人も(POPでもIMAPでも)関係無いです。

※ただし、gmail以外のメールをgmailの設定で個別に転送させてたり、代替で他社のメールをgmail経由で見ている人は影響あります。要するにgmailのアドレスのみをパソコンで見てる人には何の影響もありません。これ以上簡単には説明不能や(⁠・⁠∀⁠・⁠)